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乃木神社でレトロな「夏祭り」 初開催の狂言や手持ち花火のスペースも

以前行われた夏祭りの模様

以前行われた夏祭りの模様

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 赤坂の乃木神社(港区赤坂8、TEL 03-3402-2181)で8月6日、「乃木神社の夏祭り」が開かれる。運営は乃木会館。

スタッフは浴衣を着て来場者を迎える

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 時代背景を大正から昭和初期に設定し、レトロな夏祭りが体験できるようスタッフの衣装や照明に工夫を凝らして行う。同館夏祭り担当の伴さんは「多くの人に祭りを通して神社に慣れ親しんでもらいたい」と話す。

 境内では「駄菓子」「ヨーヨーすくい」「綿菓子」「花火」といった昔ながらの屋台が軒を連ね、購入した手持ち花火を行えるスペースも設ける。ほかにも、全国で活躍する紙芝居師による「なっちゃんの紙芝居」も行う。

 本殿では、大蔵流狂言師の大藏彌太郎さんと茂山良暢さんによる奉納狂言「酢薑(すはじかみ)」を行う。「楽しむには敷居が高いと思われがちな狂言だが、実は室町時代から伝わる日本一古いコメディー。この機会にぜひご覧いただければ」と伴さん。

 同神社に隣接する乃木会館では「浴衣着付け教室」「こけだま教室」(以上1,000円)や、「手作りうちわ」「風鈴の絵付け」(以上500円~)などのワークショップも開催。ほかにも、「ナポリタン焼きそば」「ハムカツ」といった懐かしいレトロフードをバイキング形式で提供する「ARATAMA食堂」(大人=3,500円、子ども=1,500円)も行う。

 「一の鳥居では、大正から昭和の古民具を中心にしたこの日ならではの『古民具骨董(こっとう)市』も開催するなど、会場全体で楽しめる内容となっているので、ぜひ多くも方に足を運んでほしい」と伴さんは来場を呼び掛ける。

 開催時間は15時~20時。入場無料。狂言の定員は100人。上演時間=15時30分~15時50分、18時~18時20分。各回とも13時から同会館フロントで整理券を配布。浴衣着付け教室=15時~16時、16時30分~17時30分、18時~19時。こけだま教室=16時~17時、18時30分~19時30分。ARATAMA食堂=15時30分~17時30分、18時~20時。要予約。定員に達し次第終了。雨天決行。

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