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「日本漫画家協会賞」大賞に浦沢直樹さんら-やなせたかしさん歌で讃える
(2008年06月14日)
グランドプリンスホテル赤坂(千代田区紀尾井町、TEL 03-3234-1111)で6月14日、「日本漫画家協会賞」の贈賞式が行われ、やなせたかしさん、ちばてつやさん、松本零士さん、里中満智子さんなど漫画界の巨匠が集まった。
日本漫画家協会賞を主催する日本漫画家協会は、漫画家自身が組織する団体。およそ500人に及ぶ漫画家が同協会に参加している。漫画文化の普及と漫画界の向上発展を目的として1972年から同賞の選考が行われてきた。
選考を行うのは漫画家たち。漫画家独自の視点で選考が行われ、これまで他の漫画賞にはないユニークな受賞者が誕生してきたことでも知られる。過去の受賞作は、「アンパンマン」や「風の谷のナウシカ」など。
第37回目となる同賞の選考を行ったのは、同協会の理事長でもあるやなせたかしさんのほか、秋竜山さん、花村えい子さん、里中満智子さん、バロン吉元さん、所ゆきよしさん、牧野和子さん、西田淑子さん、松谷孝征さん、西村宗さん、モンキー・パンチさんなど漫画界の大御所たち。
今回、大賞を受賞したのは、浦沢直樹さんの「20世紀少年」「21世紀少年」と南ひろこさんの「ひなちゃんの日常」。協会理事長のやなせさんは浦沢さんの作品について「浦沢さんは誰もが尊敬する漫画家で、は全く新しい地平を切り開いた傑作」と講評。一方の南ひろこさんの作品については「新聞漫画の革命を起こした。正統な漫画でありながら面白い」と評した。
同賞受賞に当たって、浦沢さんは「漫画家の大先生に褒められたいと思って漫画を描いていたら、本当に大先生に褒められちゃいました」とコメント。南ひろこさんは「『ひなちゃん』を読んで、ニコッと笑ってもらえるような漫画を描き続けたい」と、それぞれ抱負を語った。
同賞の式典は、すべて漫画家が式の進行を進めるユニークな式典。同協会の理事長であるやなせたかしさんのオリジナルの「歌」による「開会のあいさつ」で式が開始。賞の授与の際にも、やなせさんは即興のメロディーをつけて歌いながら表彰状を読み上げ、受賞者をたたえた。会場は、歌いあり笑いありのにぎやかな授賞式となった。
そのほかの受賞者は、優秀賞=中山星香さん、特別賞=中野晴行さん・橋爪まんぷさん、文部科学大臣賞・成瀬國晴さん。
日本漫画家協会松本美術館で「やなせたかしのアートな世界」-3世代で楽しむ作品展(松本経済新聞)世界のアニメやコミックが一堂に-バンクーバーで展示会「KRAZY!」(バンクーバー経済新聞)天王洲で「アドルフに告ぐ」上演へ-浦沢直樹さんら招きトークイベントも(品川経済新聞)
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