広島のイタリアン「フレスコ」、赤坂に東京初出店-瀬戸内の魚介ウリに

「Fresco」の店内の様子。壁にはフレスコ画が描かれている。

「Fresco」の店内の様子。壁にはフレスコ画が描かれている。

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 イタリアンとフレンチを掛け合わせた料理を提供する「Fresco」(広島県西区)は6月9日、赤坂田町通りに東京初出店となる「Fresco赤坂店」(港区赤坂2、TEL 03-6303-3341)をオープンした。

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 同店グランドシェフの原田平さんはフランスのプロバンス地方で1年間にわたってフランス料理の修業を経た後、出身地である広島に本店をオープン。オリーブオイルを多用するイタリアンに近いスタイルの料理が多いプロバンスで学んだ背景から、イタリアンとフレンチを掛け合わせ、出身地である広島で手に入る新鮮な瀬戸内の魚介類を活かした料理を提供している。

 店舗面積は35坪で、席数は36席。「Fresco」の店名はフレスコ画から取ったもの。その名の通り、本店の壁には4メートル近くにもなる巨大なフレスコ画が描かれている。赤坂の店舗は、ブドウや花などのライトなフレスコ画を描くことで本店に比べカジュアルな内装にした。

 元々、フレスコ画の「Fresco」はイタリア語で「新鮮な、生気のある」という意味の「Fresco」という形容詞に由来。同店では、その語源同様、新鮮な魚介類や野菜を提供することをモットーにする。

 赤坂の店舗でも魚介類の多くは瀬戸内海のものを使用。「快眠活魚」と呼ばれる特殊な針技法で魚を眠らせる技術を用いることにより、赤坂の店舗でも生きたままの新鮮な瀬戸内海の海産物を提供する。「瀬戸内海の魚介類の素材の良さを楽しみながら味わっていただきたい」と原田さん。

 メニューは、「本日の快眠活魚のカルパッチョ」(1,300円)、「広島大野産アサリのシンプルなスパゲティ」(1,300円)、「とびうめ豚のグリル パンチェッタのソース」(2,100円)など、イタリアンベースで、フレンチのソースを使用したメニューをそろえる。ワインは、イタリア産とフランス産のワインを300本近く用意。ランチはコースのみで1,900円から。ディナーのコースは前日の予約が必要。ディナーの客単価は6,000円を見込む。

 営業時間は、ランチ=12時~14時30分(ラストオーダー)、ディナー=18時~22時(ラストオーダー)。日曜定休。

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