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赤坂のウイスキーバーが1周年-カウンターで師弟が競演

店主の櫻井永子さん

店主の櫻井永子さん

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 赤坂のウイスキーバー「Bar regalo AKASAKA」(港区赤坂3、TEL03-3505-5835)が9月1日、オープンから1年を迎える。

すだちの皮をスピリタスに漬けた自家製の「すだちのウォッカトニック」

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 女性店主の櫻井永子さんは、OLとして広報、アパレル、経理などの仕事を経て独立。「カシスウーロンくらいしか飲めなかった」という櫻井さんは、3年前に長野へ旅行に行った際に立ち寄ったバー「Bar regalo」にほれ込み、OLとして働きながらバーテンダースクールに通った後、店主に弟子入り。店名はそのバーの名前を受け継いだもの。

 9月1日と2日は、スパークリングワイン、ビール、ハイボールなどのウェルカムドリンクをサービスするほか、チャージ(540円)が無料となる。カウンターには、櫻井さんの師である「Bar regalo」の店主・福田弘二さんも長野から駆けつけ、腕をふるうという。

 店内には、自ら探し出した70~80年代のウイスキー150本ほどをそろえるほか、2014年の限定ボトル「白州 シェリーカスク」、324本のみ生産されたボトラーズのシングルカスク「ハイランドパーク17年」、今年初めて日本に進出したボトラーズの西ハイランド「ベン・ネヴィス 16年」なども用意し、ライトな味わいのローランドのオフィシャルボトル「オーヘントッシャン」は、櫻井さんが去年5月に現地で樽から瓶詰めをしたという。

 ウイスキーのほか、すだちの皮をスピリタスに漬けた自家製の「すだちのウォッカトニック」(1,200円)や、「桃と白ワインのカクテル」(1,500円)など、フレッシュフルーツを使ったカクテルも用意する。

「毎日毎日が違うことの連続で、先が読めないからこそ面白い。安定した会社員を辞めたからこそできる体験」と櫻井さん。「この1年、お客さまに育てていただき、お客さまと一緒にバックバーを作ってきた。今後も、ウイスキー初心者や女性が来やすいバーを目指したい」とも。

 営業時間は18時~翌3時。日曜・祝日定休。

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