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「とらや」が新春限定和菓子を発売-干支「卯」にちなんだ菓子も

あたたかな春を待ちわびるうさぎの姿を、紅白の煉ようかん(れんようかん)で表わした「春待ちうさぎ」

あたたかな春を待ちわびるうさぎの姿を、紅白の煉ようかん(れんようかん)で表わした「春待ちうさぎ」

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 老舗(しにせ)和菓子店の「とらや」(港区赤坂4、TEL 03-3408-4121)は、期間限定で新年にふさわしい和菓子を販売する。

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 新年に合わせた商品は、宮中歌会始のお題にちなんだ和菓子4点と、平成23年の干支「卯」にちなんだ和菓子5点の計9点。宮中の歌会始は、鎌倉時代の文献にその記録がみられ、江戸時代にはほぼ毎年催されていた行事。明治7年からは国民からも歌を募るようになり、同店では明治40年に歌会始にちなんだお菓子を作った記録があるという。また干支菓子は昭和54年以降、菓子の図案を社員から募集している。

 今回販売する商品は、平成23年の宮中歌会始のお題「葉」と、干支「卯」にちなんだ和菓子。広報課の松平斉忠さんは、「毎年、御題・干支菓子の販売を心待ちにしてくださるお客さまが多い。特に干支にちなんだ菓子は可愛らしいものが多く好評」と話す。人気の商品は、紫の道明寺ようかん、白の道明寺ようかん、緑の煉ようかんを重ね京都で正月に門松などに飾られる葉ぼたんの色を表現した「御題羊羹『葉ぼたん』」(3,465円)や、白の煉ようかんと紅の煉ようかんでうさぎをイメージした「干支羊羹『春待ちうさぎ』」(3,465円)など。

 「新年のご挨拶やお集まりの場にふさわしい商品。干支菓子は、卯年生まれの方への贈り物としても喜ばれるはず。味はもちろん、菓子の美しい意匠や銘の響きも楽しんでいただければ」(松平さん)

 営業時間は8時30分~20時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。商品によって販売期間が異なるので要確認。

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