赤坂見附でタクシー交通事故防止キャンペーン-年末に向け対策強化

横断幕を掲げて街を歩く参加者。ドライバーへのビラ配りも行った。

横断幕を掲げて街を歩く参加者。ドライバーへのビラ配りも行った。

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 赤坂見附交番前(港区赤坂3)で12月16日、「タクシー交通事故防止キャンペーン」が開催され、重大交通事故が多発する年末に向けてタクシードライバーへ安全運転を呼び掛けた。

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 赤坂は都内でも有数のタクシー激戦区。赤坂警察署管内で発生する交通人身事故のうち、タクシーが関与した事故は約50%を占めている2010年度上半期には、都内で最も人身事故が多い交差点に、外堀通りと六本木通りが交差する溜池交差点(港区赤坂1)が挙げられた。

 こうした現状を受け同署では昨年から同キャンペーンを実施。今年は赤坂交通安全協会やタクシー関連企業など47社51人が参加した。「特に年内いっぱい大きな事故を起こさないよう街頭活動や取り締まりを進めている。一件でも交通事故が減少するよう安全運転を心掛けてほしい」と同署の渡邊剣三郎署長があいさつし、年末に向け事故防止への決意を新たにした。

 外堀通りで客待ちをしていたタクシードライバーの牧野廣行さん(68)は、「お客さんの命を預かる仕事なので、一般のドライバーの何十倍も気をつけて運転している。会社の安全指導も年々厳しくなっており、年末に向けて一層気持ちを引き締めていきたい」と話していた。

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