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とらやが端午の節句向けの和菓子 小形ようかんはパッケージをリニューアル

パッケージをリニューアルした「小形羊羹(ようかん)『五月のぼり』」(左から)「おもかげ」「新緑」「夜の梅」

パッケージをリニューアルした「小形羊羹(ようかん)『五月のぼり』」(左から)「おもかげ」「新緑」「夜の梅」

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が4月7日、端午の節句向け限定商品の販売を始める。

季節のようかん「菖蒲(あやめ)あわせ」

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 端午の節句に合わせ、限定和菓子を毎年販売している同店。今年のラインアップは4種類。「小形羊羹(ようかん)『五月(さつき)のぼり』」(324円)は、パッケージにハナショウブを描いた小倉の「夜の梅」、かぶとを描いた抹茶入りの「新緑」、こいのぼりをあしらった黒砂糖入りの「おもかげ」を用意する。とらや広報担当の龍旭佳さんは「端午の節句にちなんだモチーフを継承しつつ、7年ぶりにパッケージをリニューアルした」と話す。

 季節のようかん「菖蒲(あやめ)あわせ」(2,160円)は、咲き競うアヤメを緑・紫・白・紅の4色で表現する。

 4月21日は「柏(かしわ)餅」の販売を始める。同店で販売するのは餅製で、味は白あんに白みそを加えた「みそあん」と「御膳あん」(以上346円)の2種類を用意する。

 5月1日には、3種類のちまきの販売も始める。「白下糖入外良粽(しろしたとういりういろうちまき)」は、サトウキビの一種である竹糖(ちくとう)の絞り汁を煮詰めて冷やした白下糖を使い、ういろう製の菓子に仕上げる。「羊羹粽(ようかんちまき)」は、くずにこしあんを練り合わせて仕上げる。「水仙粽」(以上465円)は、くずと砂糖のみで仕上げる。同3日に同じ味を束にした3本束(1,394円)の販売を始める。

 龍さんは「『端午の節句』は男の子の成長を祝う行事であると同時に、ちまきやショウブが邪気を払う意味を持ち、厄よけの側面も持っている。家族や友人とのひとときを、とらやの端午の節句にちなんだ菓子と共に楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。5月6日は定休。「柏餅」「粽」は5月5日まで。「五月のぼり」「菖蒲あわせ」は5月上旬まで(いずれも準備数に達し次第終了)。

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