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とらやが寅年にちなんだ新作ようかん 3種類を期間限定で販売

4月16日に発売する「虎豆入蒸羊羹『子虎跳ねる』」

4月16日に発売する「虎豆入蒸羊羹『子虎跳ねる』」

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が4月16日、虎をモチーフにした新作ようかんの販売を始める。

6月1日に発売する「特製羊羹『虎颯』」

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 3種類のようかんを4月から9月の間に3回に分けて販売する。とらや広報担当の黒川さゆりさんは「今年は寅(とら)年。とらやでは屋号の虎にちなみ、虎をモチーフにした新しいようかんを作った。時期によって色目が変わる、寅年ならではのようかんを楽しんでほしい」と話す。

 4月に発売する「虎豆入蒸羊羹(むしようかん)『子虎跳ねる』」(2,160円)は、模様の入り方が虎に似ているといわれる虎豆を黄色の蒸しようかんに散らし、黒の蒸しようかんと重ね合わせ、虎豆を元気にじゃれ合う虎の子どもに見立てる。虎豆のほくほくとした食感と優しい甘み、蒸しようかんの弾力が程よく感じられる食感との相性の良さが楽しめるように仕上げたという。

 6月1日には、「特製羊羹『虎颯(とらはやて)』」を発売する。風を切ってさっそうと走る虎のしま模様を、黄色い琥珀(こはく)かんと黒の練りようかんの直線を組み合わせて表現した商品。一日に千里行って千里帰るといわれる虎の勇猛な様子をモチーフにしたという。

 9月1日には、「湿粉製棹物(しっぷんせいさおもの)『月夜の虎』」(以上1,944円)を発売する。黒砂糖入りの小倉ようかんを、そぼろ状にした黄と黒のあんで挟んで蒸し上げた商品。「小倉ようかんで更けゆく夜の静けさを表現し、黄と黒のそぼろは月光に照らされ一段と美しく神々しく見える虎を思い起こさせる情緒あふれる意匠として仕上げた」という。

 黒川さんは「寅年は、とらやのお菓子と共に楽しんでもらいたいという思いで作った。3商品とも定番の練りようかんとは異なるそれぞれに特徴のある味わいがあるので、お気に入りを見つけてほしい」と話す。

 営業時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は9時30分~18時)。毎月6日定休。「虎豆入蒸羊羹『子虎跳ねる』」は5月上旬、「特製羊羹『虎颯』」は6月中旬、「湿粉製棹物『月夜の虎』」は9月中旬まで(いずれも準備数に達し次第終了)。

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