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とらや赤坂店に年末年始の風物詩「干支たこ」 絵柄は手描きの「竹に虎」

「とらや 赤坂店」に飾られた「寅年 干支凧」

「とらや 赤坂店」に飾られた「寅年 干支凧」

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)で12月25日、新年を祝うためのたこ飾が始まった。

伝統的な意匠の「竹に虎」を描いた「寅年 干支凧」

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 1972(昭和47)年頃に始まった同店のたこ飾り。本社ビルの建て替えに伴い、2015(平成27)年から3年間は休止となった。2018(平成30)年10月のリニューアルオープン後は、建て替え前の壁面を使うスタイルから一新。店舗2階の大きなガラス窓に翌年の干支(えと)にちなんだたこを飾っている。

 今年は2022年の干支「寅(とら)」にちなんだたこ「寅年 干支凧(たこ)」が飾られた。大きさは縦2.2メートル×横1.7メートルの長方形。手すき和紙に手描きで、伝統的な意匠の「竹に虎」を迫力のある構図を全面に描いたものを飾る。とらや広報担当の奥野容子さんは「当店のたこは毎年、江戸凧(たこ)の絵師の方に特別に制作をお願いしているもので、実際に揚げることもできる本格的なたこ」と話す。

 同店では現在、2022年の干支にちなんだ菓子を店頭に並べるほか、2022年の歌会始めのお題「窓」にちなんだお題ようかん「光さす」(中形サイズ=1,944円、竹皮包=3,888円)も販売している。夜が明け少しずつ明るくなっていく窓辺の様子を白道明寺かんで表現し、部屋に差し込む柔らかな朝の光を薄紅色と薄黄色の練りようかんで表したという。

 奥野さんは「2022年は、12年に一度の寅年。『虎』の屋号を持つ弊社としても、お客さまと喜びを分かち合い、明るく楽しい一年となればと願っている。寅年はとらやの菓子と共に、甘く、豊かなひとときをお過ごしいただきたい」と話す。

 営業時間は9時~19時(12月29日~1月3日・土曜・日曜・祝日は9時30分~18時)。毎月6日定休(12月は営業)。「光さす」の販売は1月中旬までを予定。準備数に達し次第終了。たこ飾りは1月15日まで。

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