赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)が来年1月1日から、季節の御朱印「初詣-波に千鳥」を頒布する。
千年以上もの歴史があるとされている同神社では、2018(平成30)年7月から、夜桜、祭り、イチョウなど日本の四季に合わせた御朱印をシリーズ化してきた。
今回は、「初詣」にちなんだ御朱印を頒布する。同神社職員の神屋宗太郎さんは「古くから家内安全の文様として親しまれる『波に千鳥(ちどり)』をモチーフとした。『波に千鳥』は、波間を飛び交い、戯(たわむ)れる千鳥の姿を現わす文様のこと」と説明する。
「千鳥とは、水辺に棲(す)み群れで飛ぶ小鳥の総称のことで、『千取り』に通じることから豊かさ・幸福・勝利の象徴とされている。青海波(せいがいは)文様と組み合わさると、『荒波(困難)を共に力を合わせて乗り越えてゆく』という意味を持ち、家内安全を表す文様として古くから親しまれてきた」と神屋さん。
「来る令和4年が誰にとっても実りの多い良き年となることを願い、奉製をしている。初詣のご参拝記念にお受けいただければ」とも。
御朱印の初穂料は500円。300枚限定。頒布は1月10日まで(無くなり次第終了)。