テークアウト向け花見弁当の予約を現在、ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)内の日本料理「雲海」が受け付けている。
「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」の「さくらオードブルボックス」
3月20日から販売するテークアウト用の「お花見弁当」(6,000円)は1人向けの商品。大きさは、縦11センチ×横11センチ×高さ5センチの白木の箱に詰めた三段重。料理のラインアップは23種類で、一の段には「芽吹き山菜」「花見団子」など15種類の料理を、二の段には枝ゴボウなどを添えた「桜鯛(たい)飯」と木の芽を添えた「早掘り筍(たけのこ)飯」を、三の段には4種類の菓子を盛り込んだ「シェフパティシエ特製 桜のスイーツいろいろ」を盛り込む。水菓子と碓井(うすい)豆のスープ「新緑の摺(す)り流し」にごま豆腐を合わせたおわんも付く。
同店では、刺し身が付いた店内向けの「お花見弁当」(7,458円)も用意する。料理のラインアップは20種類で、一の段とニの段にはテークアウトと同じメニューを盛り込み、三の段のスイーツは「苺(いちご)の醍醐(だいご)」「凍り果実」などを盛り込んだ水菓子となる。おわん付き。
ほかに、「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」は「さくらオードブルボックス」(6,000円)を販売する。自宅で花見気分を味わいながら春の味覚を楽しんでほしいと用意した。大きさは、縦20センチ×横25センチ×高さ11センチの専用ボックスに、キャビアを添えた「サーモンムース」や「デコポンムースと桜エビのフリット」「桜リコッタチーズとサブレ」「ポークと菜の花テリーヌ」など12種類のオードブルを収める。
同ホテルでは3月20日、ホテルに隣接する「桜坂」に面した屋外スペースにテーブルを設置した「桜ガーデンテラス」を期間限定でオープン。花見を兼ねて屋外での食事を希望する客は無料で利用できる。
広報担当の山下沙耶佳さんは「『雲海』の店内で提供する『お花見弁当』は毎年春恒例の人気メニュー。今年はコロナ禍で、外食は控えているものの花見気分を楽しみたいという方もいらっしゃるのでは、と考えテークアウトでも販売することにした。『ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー』の『さくらオードブルボックス』は、昨年クリスマスに販売したオードブルの詰め合わせが好評だったため、花見用にテーマを替えて用意した。いずれも春らしい味覚と彩りがあふれるメニュー」と話す。
テークアウト用「お花見弁当」の予約はオンラインのみで受け付ける。前日の21時まで。販売時間は11時30分~18時。4月11日まで。店内向け「お花見弁当」の提供日は3月19日~4月11日の金曜・土曜・日曜。提供時間は11時30分~13時30分。「さくらオードブルボックス」の予約受付はオンラインで2日前の21時まで。「お花見弁当」「さくらオードブルボックス」共に店頭で当日分を少量販売予定。「桜ガーデンテラス」は4月11日まで。