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紀尾井ホールで親子対象の和楽器体験企画 大人向け講座も

和楽器体験で三味線を習う昨年の様子

和楽器体験で三味線を習う昨年の様子

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 和楽器体験企画「紀尾井の入門2019!」が7月27日・28日、紀尾井ホール(千代田区紀尾井町6、TEL 03-3237-0061)で開催される。

邦楽専用の「紀尾井小ホール」で和楽器オーケストラ「あいおい」のメンバーが楽器紹介をする様子

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 800席のクラシック専用ホールと、250席の邦楽専用ホールを備え、これまでに著名音楽家による演奏会などを上演してきた同施設。毎年夏に子どもと保護者向けに和楽器体験企画を行っているが、今年は初めて大人向け企画を行う。

 27日は、小学生・中学生・保護者を対象とした「ようこそ邦楽・誰でもトライアル」を行う。第一部は楽器紹介、第二部は薩摩琵琶(さつまびわ)、篠笛(しのぶえ)、三味線(しゃみせん)、筝(こと)、尺八のワークショップを行う。第三部は和楽器オーケストラ「あいおい」が、「妖怪ウォッチ」「ゲゲゲの鬼太郎」「妖怪人間」など、妖怪アニメ曲メドレーを演奏する。浴衣での参加希望者には無料着付けサービスも行う。先着30人。

 28日は、高校生以上対象の大人向け講座「邦楽の手ほどき・学べる和楽器」を行う。第一部は楽器紹介や筝と尺八による「春の海」演奏、三味線の音色の違いを聴き分けるコーナーなども用意する。第二部は三味線や長唄体験、韓国の楽器「伽耶琴(かやぐむ)」演奏を予定する。

 広報担当者の遠藤初音さんは「子ども向け教室を開催した際、大人の方が非常に興味を持っていると感じた。大人であれば少し深堀りした内容のワークショップができるのではないかと思い、今年初企画した」と話す。

 「和楽器オーケストラ『あいおい』のメンバーが講師なので楽器のコツを知っている。受講生の悩みに応えながら進行できるワークショップにしてきたい。楽器にたっぷり触れてほしいので人数も絞った。この機会に参加いただき和楽器の魅力に触れてほしい」と呼び掛ける。

 13時開演。7月27日の定員は120人。参加費は、小中学生=1,000円、大人=2,000円、親子券2,500円。第三部鑑賞券=500円(当日のみ)。28日の定員は100人。参加費は2,000円。

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