赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)で頒布(はんぷ)する授与品の鈴「花福鈴」(はなふくすず)が人気を呼んでいる。
同神社ではかねて「御神札(おふだ)」「御守」「御神矢」「絵馬」「御朱印帖」など、さまざまな授与品を頒布している。花福鈴の頒布は10年前ほどから行っているという。
12種類の絵柄を用意し、月ごとに変える。1月は「すいせん」、2月は「うめ」、3月は「さくら」、4月は「ふじ」と、季節にちなんだ花を描き、12月は「つばき」を採用した。土から作るため、鳴らすと金属で作った鈴とは異なる音色を奏でるのが特徴。
同神社職員の惠川麗子さんは「花の絵柄は該当月にしか頒布しないため、季節を感じながら自然の恩恵に思いをはせていただきたい。SNSの影響からか、女性を中心にここ2~3年で問い合わせが増えた。新年の初詣などでお越しいただく方も多いと思うが、防寒対策をして体調に気をつけて訪れてほしい」と呼び掛ける。
初穂料は400円。