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とらや、来年の干支「イノシシ」モチーフにした風呂敷 正月向け限定商品も

「干支ふろしき 亥」を包んだ様子

「干支ふろしき 亥」を包んだ様子

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 2019年の干支(えと)「亥(いのしし)」をモチーフにした風呂敷を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-4121)が販売している。

3頭のイノシシを描いた「干支ふろしき 亥」

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 例年同時期に翌年の干支をモチーフにした風呂敷を販売する同店。今回は華やかで新春の祝いにふさわしい紅色の生地に、素朴で愛らしいイノシシを3頭描いた「干支ふろしき 亥」(1,118円)を用意する。大きさは縦68センチ×横69センチで西暦のタグを入れる。

 同店広報担当者の早瀬寛太さんは「当店では『干支ふろしき』の販売を2010(平成22)年から始めた。当時、翌年の2011年の干支が寅(とら)だったため、寅年にちなみ当店限定で販売する虎斑(とらふ)模様を描いた特製ようかん『千里の風』をモチーフにした風呂敷を販売したのがきっかけ。多くのお客さまからご好評をいただいたので、翌年の卯(うさぎ)年から全店で販売するようになった」と話す。

 また、「風呂敷の絵柄は例年、干支パッケージ小形ようかんのデザインと連動させている。干支は12年に一度まわって来るが毎回異なるデザインになる予定なので、思い出の品としてもご購入いただきたい。亥年生まれの方への贈り物としてもお使いいただけたら」とも。

 同店では例年正月向けの商品として季節のようかん「高根羹(たかねかん)」(ハーフ=3,942円 竹皮包=7,884円)を12月限定で販売する。同商品は新春の縁起物とされる富士山をモチーフにしたようかん。1907(明治40)年には初出の記録が見られ、現在のカタログにあたる1918(大正7)年の「御棹(さお)菓子見本帖」には現在とほぼ同じデザインの絵図が残されているという。

 早瀬さんは「近年、『御歳暮』や『御年賀』といった形式的な贈り物をする機会は少なくなってきているように感じられるが、相手に喜んでもらいたいという気持ちは時代を超えても変わらないもの。ぜひ年始の贈り物として利用してほしい」と話す。「当店では、新しい年がより良い一年となるよう願いを込めてお菓子をおつくりしている。お菓子のある空間や時間もお楽しみいただきたい」とも。

 営業時間は平日=8時30分~19時、土曜・日曜・祝日=9時30分~18時。「干支ふろしき 亥」は一部の店舗を除き、全店で取り扱う。枚数に達し次第終了。「高根羹」は全店で12月下旬まで取り扱う。

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