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「とらや 赤坂店」が10月1日オープン リニューアル記念限定商品も

「新栗」の5本入のパッケージはリニューアルオープン時だけの限定品

「新栗」の5本入のパッケージはリニューアルオープン時だけの限定品

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4)が10月1日、リニューアルオープンする。

1918(大正7)年の菓子見本帳にも描かれている商品「残月」は作りたてを販売

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 同日の午前8時30分にオープンする同店。新店舗の面積は約902坪。地下1階と地上4階建で、外観はガラス張りとなっており自然光が入る造りとなっている。

 2階の売場ではリニューアルオープンを記念して開発した小形ようかん「新栗」(1本=368円、5本入=1,944円)を販売する。同商品は、裏ごしした新栗と白餡(あん)を煉りあげ、栗の風味が楽しめる味わいに仕上げる。パッケージのイラストは、新店舗の設計を手がけた建築家の内藤廣さんによるもの。

 同店限定の特製ようかん「千里の風」(中形サイズ=1,944円、竹皮包=3,888円)も再販する。同商品は黄と黒の虎斑(とらふ)模様で勇猛果敢に風を切って走る虎の躍動感を表現する。一本ずつ職人が手作業で金枠に流し、白餡で作った黄色のようかんと、こし餡を使った黒色のようかんで虎斑模様を描くため、1本ずつ異なる模様に仕上がる。

 3階には生菓子や限定品など、店内で販売する一部の菓子を製造する「御用場(ごようば)」を新たに設置し、製造工程をガラス越しに見学することができる。ここでは、明け方まで空に薄く残る月を表したショウガ風味の焼菓子「残月」(303円)を製造し、作り立てを売場に並べる。同商品は同フロアーの「虎屋菓寮」でも提供する。

 広報担当の奥野容子さんは「『残月』は、作り立てならではの味わいがお楽しみいただけるのは当店のみなので、ぜひ一度足を運んでいただきたい。新店舗の外観をイラストで描いた『新栗』の5本入りパッケージは、リニューアルオープン時だけの限定品なのでこの機会にお求めいただければ」と話す。

 売場の営業時間=8時30分~19時、(土曜・日曜・祝日=9時30分~18時まで)。小形ようかん「新栗」は11月中旬まで全店で取り扱う。特製ようかん「千里の風」(中形サイズ)は数量限定で一部の店舗でも取り扱う。無くなり次第終了。虎屋菓寮の営業時間=11時~18時30分、(土曜・日曜・祝日=17時30分まで)。

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