日枝神社(千代田区永田町2)で現在、境内に咲く紅白の梅が参拝客の目を楽しませている。
今年の干支(えと)の申(猿)を神の使いとして古くから信仰している同神社。神門と社殿横には夫婦猿の像が安置されており、「猿(えん)は縁(えん)に通じる」と年明け以降、参拝者が絶えないことで話題を呼んでいる。
現在、社殿に向かって左側に安置されている子猿を抱く母猿像の後ろには、ピンク色の花をつけた紅梅が満開を迎えている。その奥の白梅も咲き始めており、参拝者に春の訪れを知らせている。
参拝に訪れたという女性は「梅が咲いているのを見ることができてうれしい。立春らしく春を感じることができた」と話していた。