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「東京ガーデンテラス紀尾井町」が施設ロゴを発表 家紋をイメージ

家紋をイメージした施設ロゴ

家紋をイメージした施設ロゴ

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 9月16日、グランドプリンスホテル赤坂跡地に開業する「東京ガーデンテラス紀尾井町」(千代田区紀尾井町1)の施設ロゴの発表及び上棟式が、同施設オフィス・ホテル棟で行われた。

上棟式の様子

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 グランドプリンスホテル赤坂は古くから「赤プリ」の愛称で親しまれていたが、閉業に伴い2012年11月に取り壊しを始めた。解体には、建物の屋根を最後まで壊さず、ジャッキで支えながら上層階から解体を進める大成建設の新工法「テコレップシステム」を採用。解体時に騒音がしないことや粉じんが飛散しないことから注目された。

 同所に新たに誕生する東京ガーデンテラス紀尾井町は、高さ180メートル、36階建ての複合施設。30階~36階に位置する「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」などのホテル施設を含む「ホテル・オフィス棟」と賃貸住宅からなる「住宅棟」の2棟で構成される。

 建物内が公開されたのは、今回が初めて。当日は、同施設を運営する西武ホールディング代表取締役社長の後藤高志さんが登壇し、施設ロゴを発表した。「上部は豊かな自然を象徴する緑の葉、左部は文化や人が行き交う活き活きとした街、右部はお濠の水面と積み重なった歴史をそれぞれ表現している。紀尾井町の歴史を感じさせる家紋をイメージし、デザインした」と説明。

 当日はロゴの発表にあわせ同施設のキーメッセージ「品と、格と、未来と。」も披露。「江戸時代に紀尾井町に屋敷を構えた紀伊徳川氏、尾張徳川氏、彦根井伊家に由来する由緒正しい歴史と、国際都市の中心という顔を持つ『東京・紀尾井町』に相応しいメッセージとなっている」と後藤さんは話した。また、既に発表していたタウンネーミングを「東京ガーデンテラス」から「東京ガーデンテラス紀尾井町」に変更することも発表し、上棟式を行った。

 開業は、2016年夏頃を予定。

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