企業参加型デザインコンペ「東京ビジネスデザインアワード」、公募始まる

ものづくり力とデザインのマッチングを目指す

ものづくり力とデザインのマッチングを目指す

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 東京都は5月1日、企業参加型のデザインコンペティション「東京ビジネスデザインアワード」の公募を始めた。公益財団法人日本デザイン振興会(港区赤坂5)が運営する。

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 都内中小企業の新ビジネス創出を目指して今年から始まった同事業。高度なものづくり力を持つ中小企業がデザイナーと協働することで、商品デザインにとどまらず、技術や素材の新規用途開発など事業全体のデザイン案構築を図る。

 5月1日~6月29日の期間で、企業が保有する技術や素材などをコンペの「テーマ」として募集。集まったテーマを厳選した後、8月からはデザイナーによるテーマごとのビジネス案を公募する。同事業を通じて企業とデザイナーのマッチングが実現したビジネス案には、具体化に向け都が継続的な支援を行っていくという。

 審査委員長はプロダクトデザイナーの廣田尚子さん(ヒロタデザインスタジオ代表)が務めるほか、審査員に江副直樹さん(ブンボ社長)、永井一史さん(博報堂デザイン社長)、林千晶さん(ロフトワーク社長)などの就任が決まっている。

 公開プレゼンテーションによる最終審査は2013年1月下旬を予定。最優秀賞を受賞したデザイナーには副賞として100万円が贈られる。

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