特集

上智大「ソフィアンズコンテスト」初代グランプリ 吉開優姫さんにインタビュー!
Road to Sophian's Contest Grand Prix vol.2

  • 0

  •  

上智大学で毎秋行われる「ソフィア祭」。例年のメインイベントであった「ミス・ミスターソフィアコンテスト」は今年から一新され、「ソフィアンズコンテスト」として再スタートを切りました。記念すべき第1回目のグランプリに見事輝いたのは、法学部地球環境法学科2年の吉開優姫さん。そんな吉開さんに、ソフィアンズコンテストの活動について振り返っていただきます。


「ソフィアンズコンテスト」初代グランプリとなった吉開優姫さん

―――グランプリ受賞おめでとうございます! まずは今の率直なお気持ちをお聞かせください。
吉開:グランプリ発表の際に名前を呼ばれた瞬間は、本当にうれしかったです。多くの人に支えていただいたおかげで、自分らしく最後まで走りきることができました。グランプリという結果を獲得することは、自分一人では決して成し遂げられなかったと思います。応援してくださった方々に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。


「グランプリを獲得できたのは、多くの方の支えがあったからこそ」と振り返る吉開さん

―――グランプリを獲得できたのはどのような点がアピールできたからだと思いますか。
吉開:気負いしすぎずに肩の力を抜いて活動に臨んだことが、本番の結果にも結びついたのかなと思っています。今回のコンセプトは「sparkle(スパークル)」で、「候補者一人一人がありのまま自分らしく輝く」というものでした。活動をする中で、私は自分について深く考えすぎるとネガティブになって自信をなくしてしまうことに気がつきました。ですから、あえて自分らしさについて考えないことが自分らしくいられたことに直結したのではないかと思っています。

―――今回は従来の「ミス・ミスターソフィアコンテスト」が刷新されて初めての「ソフィアンズコンテスト」の開催でしたが、新たなスタイルのコンテストに吉開さんはどのような印象を持ちましたか。
吉開:「ミスコン」のイメージからくる「美を競う」といった固定概念が取り払われたからこそ、ファイナリストそれぞれの色が伝わりやすくなったのではないかなと思っています。実は一度だけ、私が高校生のときに2018年度の上智大学のミスコンを見たことがあったんです。それまで、ミスコンは外見を競うコンテストだと思っていましたが、実際に現場を見てみたら、その印象とは全く違いました。ファイナリストは皆さん個性的で、コンテストにかける思いがすごく伝わってきて、その熱意に感動して泣いたほどです。従来通り個性を重視する演出は今でも変わっていないので、見てくださる皆さんにコンテストの本質が伝わりやすくなったのではないかなと思います。
 

SNSの誹謗中傷について語りスピーチ賞を受賞

 


―――コンテスト当日のスピーチではSNSでの誹謗中傷やSDGsについてお話されて「スピーチ賞」を受賞しましたが、このテーマを選んだ理由は?
吉開:昨今、誹謗中傷にまつわる問題が社会課題としてよく取り上げられていますが、特にこの課題を強く意識するようになったのは、こうした問題によって著名人が自ら命を絶ってしまったというニュースを耳にしてからでした。また私自身も、匿名の掲示板の書き込みで悩んだ時期もあったんです。


コンテスト当日は、SNSでの誹謗中傷やSDGsについてスピーチ

―――吉開さん自身も辛い思いをなさったこともあったのですね。
吉開:はい。私は大学1年生のときからアイドルサークル「上智大学SPH mellmuse(エスピーエイチ メルミュゼ)」で活動していたのですが、他のメンバーも含め、インターネット上の掲示板に誹謗中傷と受け取れる内容を書き込まれたことがあります。今は一つの批判の声がSNSによって簡単に広がってしまう時代なのではないかと思いますが、SNSは大学生にとってとても身近なツールです。これをテーマにスピーチすることで、皆さんに当事者意識を持ってもらえると思いました。

―――批判的な書き込みを発見してしまったときはどんな気持ちになりましたか。
吉開:やはり怖かったです。真実ではない書き込みだけを信じられてしまうと悲しいし、あとから訂正することもできない。コンテスト活動を始めてからもソフィアンズコンテストに対していろいろと言及する人もいたので、他の候補者に書き込みについて相談に乗ってもらったこともありました。

―――なるほど。スピーチではSDGsについても触れていらっしゃいますが、このテーマを選ばれたきっかけは何だったのでしょう。
吉開:私は昔から、歯を磨きながら歯磨き粉の成分表示をよく見ていたんですが、中学3年生の時、調べていくうちに歯磨き粉の中に小さいプラスチックが入っていることを発見したんです。今は改良されましたが、昔は歯の汚れがよく取れるという理由から小さいプラスチックが歯磨き粉に入っていた事実には、知らなければ誰もが驚いてしまうと思います。こういった日常の何気ない発見から調べていくうちに環境問題に興味が湧いていきました。環境に特化して学べる上智大学の法学部地球環境法学科を志望した理由は、環境問題を学問として学びたいと思ったから。スピーチのテーマとして選んだのも、長年の私自身の関心ごとだったからです。

 

 

 

バトントワリング&ダンスで自己PR

 


―――コンテスト当日の話に戻りますが、自己PRのバトントワリング&ダンスは、まさに圧巻でした。
吉開:今年のコンテストはオンライン開催だったため、視聴者を飽きさせないようにと常に意識していました。まずは誰もが知っている曲をかけて踊ろうと思い、1曲目は「美女と野獣」、2曲目はAKB48の「フライングゲット」を選びました。画面映えも考えて、「美女と野獣」の主人公・ベルになりきったドレスを用意し、衣装の早着替えにも挑戦。視覚的にも聴覚的にも楽しめる自己PRを考えました。


「美女と野獣」の音楽に合わせてパフォーマンスを披露


2曲目の直前に早着替えにも挑戦した吉開さん

―――なぜバトントワリングを披露しようと思ったのですか?
吉開:中学、高校と6年間バトントワリング部に所属していたからです。体を動かすことが得意なので。根はかなり体育会系ですね(笑)。


バトントワリング部の活動の様子

 

 

 

 

コンテスト活動中はSNSを強く意識

 


―――PR活動は半年前の7月から行っていましたが、どんな気持ちで臨みましたか。また、活動の中で意識されていたことはありますか。
吉開:今年度はすべての活動がオンラインだったので、とにかくSNSの毎日更新を頑張りました。今回から「ソフィアンズコンテスト」に大幅に変わったことによって、知名度ゼロからスタートでしたから、ソフィアンズコンテストをまず知ってもらうことが大事だと思い、従来のミスコンの候補者よりも多くSNSを更新しないと見てもらえないだろうと考えました。更新は毎朝6時半に起きて投稿するようにしていました。


今年7月から共にPR活動をしてきた候補者6人

―――SNSではどんな投稿をしようと心がけていましたか。
吉開:先ほどお話した、SDGsに関する内容のほか、私自身を身近に感じてもらえるような投稿も発信しました。私に対して親近感を持ってもらえないことには何も始まらないと思い、日常が伝わる投稿を心がけたんです。これを毎日継続していると見てくれている人の数が増えて、さらにその人たちの反応も変わっていったんです。毎日更新を続けることに意味があったと感じます。

―――SNSの発信活動以外にはどのような活動をしていきましたか?
吉開:1週間に何回かコンテストのリハーサルがありましたが、本選に向けたスピーチや自己PRの練習を毎日欠かさず、継続して行っていました。

―――半年間ずっと候補者と活動を共にしていたと思いますが、吉開さんにとって5人はどのような存在でしたか。
吉開:すごく仲がよくて、大切な存在です。コンテストに出て良かったと思えることの一つは、ファイナリストの皆さんと出会えたこと。ご飯を食べている時や帰りの電車内などで今悩んでいることを相談することもあって、「みんなで頑張ろう」という団結力がこの6人にはあります。多様性を重視するコンテストでしたから、みんなそれぞれの素晴らしい個性を持っている人が集まっていたと思います。将来も応援し合っていきたいと思える関係性です。


将来も応援し合っていきたい関係性だという候補者6人

―――普段の大学生活についても伺いたいのですが、何かこれまでに印象的な出来事はありましたか。
吉開:やはりオンライン授業ですね。当たり前だったキャンパスライフが突然送れなくなったことは衝撃的で、オンライン授業だとずっと家にいて友達とも会えないので、人と人とのつながりの大切さを再認識しました。

 

 

 

 

これからはアナウンサーを目指して

 


―――将来やりたいことなど、今後の展望についてお聞かせください。
吉開:将来はアナウンサーになりたいです。小学生、中学生のときに授業の音読や朝会の司会で先生に褒められたことがきっかけで、憧れを抱くようになりました。今はまだ大学2年生なので、アナウンサーという目標を大前提にしつつ、いろいろなことに挑戦していきたい。また、好きな系統の服を自分で買いつけて、WEBのセレクトショップで販売もしてみたいです。


今後はアナウンサーを目指しながらもいろいろなことに挑戦していきたいと話す吉開さん

―――本日はありがとうございました! 赤坂経済新聞では、吉開さんの今後の活躍を期待しています。


<関連記事>
上智大「ソフィアンズコンテスト」初代グランプリに法学部2年の吉開優姫さん
https://akasaka.keizai.biz/headline/3386/

ソフィアンズコンテスト2020候補者決定! Road to Sophian's Contest Grand Prix vol.1
https://akasaka.keizai.biz/column/81/

吉開優姫さんプロフィール画像
https://akasaka.keizai.biz/photoflash/3041/

 

 

  • はてなブックマークに追加

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?