●「とんかつ 赤坂水野」
(港区赤坂2、TEL03-3585-4040)
「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」今回からはカレーの名店をめぐってご紹介してまいります。と、言いながら、その第1回目にご紹介するのは、な、なんととんかつ屋さん(笑) いえいえ、間違いではありませんよ。
1980年に先代が赤坂一丁目で創業し、現在の地に移転して2代目がお店を切り盛りするようになってからも、赤坂の人たちに33年間愛され続けているとんかつですから、もちろんそれがうまくない訳がない! で、今回おすすめしたいのは、そんな絶品とんかつがドーンとのった、「ロースカツカレー」(893円、写真下) なのであります。
豚肉は大きなブロック状態で仕入れて、お店で部位ごとに切り分け。看板メニューの「ロースかつ定食(松893円~梅1,260円)」の場合だと、松→竹→梅の順に肩ロースに近い部位が使われ、程よく脂ものった柔らかい肉を味わえます。
カツカレーに使われるのは、しっかりとした歯応えを楽しめる松に近い部分。粗目の生パン粉をまとったカツはカラッと揚げられ、そのまま一口食べればサクサクの食感の後に肉のうまさがずっしりと。カツにカレーをかけて食べると、ご飯に良く合う最強の味わい。
たっぷりの玉ねぎが溶け込んだカレーの具は、にんじんと豚肉だけというシンプルなもの。「あくまでも主役はロースカツ!」と言わんばかりの、ご飯の上でカツと一緒に盛られた時、主役を引き立てるカレーなんです。
その他に「ヒレカツカレー(945円)」「エビフライカレー(1,050円)」なども人気。それぞれ、プラス105円でカレーを大盛りにもできますよ。
カレー以外のメニューでは、玉子と柔らか玉ねぎがカツとの相性抜群で、絶妙な甘さ加減の「カツ丼(ロース)」(893円、写真左下)や、メンチ、コロッケ、ヒレの3つのうまさを一皿で楽しめる「ミックス定食」(893円、写真右下)などが人気。定食は、ご飯とキャベツがおかわり自由で、卓上には福神漬けと漬け物も置かれています。
こちらのお店は、毎日お昼から夜までの通し営業。いつでも好きな時間に気軽に利用できるのもうれしい限りです。
「とんかつ 赤坂水野」
港区赤坂2-7-5赤坂ブライトビル2F
03-3585-4040
11:00~21:30
土、日、祝休
【関連リンク】
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第7回》「中華うずまき」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/34/
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第8回》「名華園料理店」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/35/
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第9回》「中国料理たけくま」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/36/
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第10回》「同源楼 四川小吃」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/37/