行列が絶えないブーランジェリー、クロワッサン400個が毎日完売

「Le Boulanger Dominique SAIBRON」の店内の様子。空間を利用してパンに囲まれるような作りに。

「Le Boulanger Dominique SAIBRON」の店内の様子。空間を利用してパンに囲まれるような作りに。

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 マキシム・ド・パリが展開するパン店「Le Boulanger Dominique SAIBRON(ル ブーランジェ ドミニク・サブロン)」(港区赤坂5、TEL 03-5545-4515)は3月6日のグランドオープン以来、連日行列ができ赤坂サカスの人気スポットになっている。

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 同店は、フランス・パリで三ツ星レストランにもパンを提供している人気ブーランジェのドミニク・サブロンさんの日本初出店となるパン店。厳選された素材を使用し、長時間発酵による本場フランス独特のパンを日本に伝える。流行に敏感な30~40代のビジネスマンやOLをターゲットにする。

 ブーランジェを務めるのは榎本哲さん。人気を集めるパティスリーマディ代官山の松原裕吉シェフやユーハイム顧問の志賀勝栄シェフに師事を受けてきた実力派のブーランジェ。今回、同店をオープンするにあたって、ドミニク・サブロンさんにも直接指導を受けてきた。榎本さんは「日本に本場フランスのパンを浸透させたい」とその思いを語る。

 同店のパンの特徴は長時間発酵させて作るフランス独特の製法。素材もフランスのオーガニック小麦やオリーブオイル、AOCバターなどのこだわりを見せる。同店のスペシャリテで使われる天然酵母もビオの粉から起こしたルヴァン種と呼ばれる独自の酵母を使用し、粉本来のうま味を引き出す。

 人気ベスト3のパンは、1位=「クロワッサン」(231円)、2位=「ブール・ビオ・オ・ルヴァン」(840円)、3位=クロワッサン生地を使用した「エスカルゴ」(294円)。「クロワッサン」は1日に400個を用意。1人2個までの数量限定で提供しているが、それでも完売してしまうという。

 売場面積は5坪。調理場の面積を合わせてもわずか15坪。狭い店舗ながらも、壁面に可動式の棚を設置することで空間を有効活用し、常時30種類近くのパンを用意する。時間帯で焼かれるパンが異なり、1日に約60種類にも及ぶパンを提供する。

 毎日500~600人近く人が訪れ、行列ができるほど人気のため、19時30分前後には全て売り切れになってしまう。「お薦め」(同店)の時間帯は朝の8時~11時。11時までなら同店の前に広がっている隣の店舗のオープンテラスを自由に使用することもできる。

 営業時間は、平日=8時~21時、土曜・日曜・祝日=11時~20時。

マキシム・ド・パリ 赤坂「赤坂サカス」開業へ-商業施設46店、ライブハウスや劇場も(六本木経済新聞)人気ブーランジェリー「メゾンカイザー」、東急吉祥寺店に期間限定出店(吉祥寺経済新聞)曙橋の人気和風ベーカリーが夏限定商品-枝豆やショウガを使用(市ケ谷経済新聞)

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