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赤坂のデザイン会社が「YシャツになるTシャツ」-新クールビズスタイル提案

「T⇔Yシャツ」のデザインを手掛けたデザイナーの松崎賢さんと松崎旬子さん

「T⇔Yシャツ」のデザインを手掛けたデザイナーの松崎賢さんと松崎旬子さん

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 赤坂のデザイン会社「TWOPLATOON(ツープラトン)」(港区赤坂6、TEL 03-5574-8451)が6月、「T⇔Yシャツ」の販売を始めた。

「YシャツになるTシャツ」

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 3月11日に起きた東日本大震災の影響から、「デザイン会社として何か貢献できることはないか」と同Tシャツを企画。襟の付け外しが自由にできるデザインにより、新たなクールビズスタイルを提案する。

 「猛暑なのに節電を余儀なくされる中、少しでもファッションは涼しくしたいはず。それでも、ビジネスシーンでワイシャツを着用しなくてはいけない人がいる。そんな人たちに着てもらいたい」と同社のデザイナー松崎賢さん。「襟の付け外しをすることで、さまざまなシーンに対応できる」とも。

 商品は全てハンドメード。Tシャツ生地にボタンが縫い付けられボタンホールも再現するなど、ワイシャツに見えるようなディテールにもこだわった。付け襟の種類は白とグレーの2種類。首の後ろに付いたボタンに付け襟をつけることができる。Tシャツのサイドに付いたボタンに襟を付けておくことも可能。1着で3種類の着こなしができる。「ボタンを付け替えたり、胸ポケットを付けたりするなど、自由にカスタムしたり楽しんでほしい」と松崎さん。

 価格は、「T⇔Yシャツ」に付け襟2種と襟入れ用の巾着袋が付いて6,800円。サイズはSとMのみ。同社ホームページで販売する。利益は東日本大震災の義援金として日本赤十字社を通じて寄付。後日、集まった金額をホームページで報告する。「ファッションやデザインを通じて、微力ながらも節電や復興支援に貢献できれば」(松崎さん)。

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