長崎の「石焼き」料理をメーンとした和食店「石焼きみやま 赤坂」(港区赤坂5、TEL03-5545-7272)が3月17日、赤坂5丁目交差点付近にオープンした。
同店は、銀座店に次ぐ2店舗目。銀座店より単価を低く設定し、カジュアルな店としてオープンした。座数は全室個室の70席。
生産者と直接やり取りすることで「良いものをより安く」をテーマに料理を提供。店内には生産者の写真などを壁一面に飾る。「『石焼きみやま』というフィルターを通して生産者の思いを伝えたい」と店長の竹内真一さん。
石焼きは、長崎県対馬市における伝統的な漁師料理。鉄板の温度よりも100度ほど低い温度で調理することができるためうま味を逃がさず、余分な油も吸ってくれることでヘルシーな料理として食べることができるという。「東京でも3~4か所でしか食べることができない壱岐牛(いきぎゅう)がおすすめ。味は抜群に良いのにもかかわらず、ネームバリューがないために安く食べていただける」とも。
メニューは「焼きしゃぶカルビ」(780円)や「お得ロース」(980円)、生きたエビをその場で焼く「踊る踊る酔っ払い活車海老」(390円)、「石焼き地野菜盛り合わせ」(1,200円)など。
オープン前に1万部のポスティングをしたことで、集客効果があったという。「すでに何回か足を運んで下さる方もいる。土曜日には家族連れのお客さまが多い。赤坂という街で働いている人、住んでいる人に愛される店になれば。『ここに来ればおいしいものが食べられる』と言ってもらえたらうれしい」と(竹内さん)。
営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。