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サントリーホールが開館30周年 「響」のロゴも記念バージョンに

サントリーホールの大ホール(写真提供=サントリーホール)

サントリーホールの大ホール(写真提供=サントリーホール)

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 サントリホール(港区赤坂1)が2016年、開館30周年を迎えることを記念し、年末より「30周年記念企画」と題したさまざまな催しを行う。

30周年を記念したロゴ(提供=サントリーホール)

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 東京初のコンサート専用ホールとして「世界一美しい響き」を目指し、1986(昭和61)年10月12日に開館した同ホール。客席がステージを取り囲む「ヴィンヤード形式」を国内で初めて採用。開館当時から使用している漢字の「響」をモチーフにしたロゴも、来年の1年間は「よりグローバルに、そして一人でも多くの方々に届けたい」というメッセージの「Hibiki to the World」を加えた記念バージョンとなる。

 「30周年記念企画」では、大晦日に開く「ジルヴェスター・コンサート ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団」を皮切りに、年間を通して過去最大規模の公演を展開する。6月には室内楽の祭典「チェンバーミュージック・ガーデン」、8月は現代音楽の祭典「サマーフェスティバル」を行う。

 世界のトップ・アーティストが集う秋の「サントリーホールフェスティバル」では、「サントリーホール30周年記念ガラ・コンサート」を開き、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団や、ズービン・メータさんと小澤征爾さんが指揮を務める華やかなコンサートを開催する。2017年2月~8月にかけては同館を一時休館し、ホールのハード面の更なる機能向上を目指し、設備の改修工事を実施する予定。

 「開館30周年記念公演の魅力を、当ホームページの特集で順次お伝えしていくので、ぜひご覧いただきたい」と同ホール広報担当の松原聡子さん。「来年1月からは、世界のアーティストから寄せられた祝福のメッセージを動画でご紹介していくので、こちらも楽しみにしていただければ」とも。

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