1月2日(往路)、3日(復路)の日程で「第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」が行われ、城西大学(千代田区紀尾井町3)が往路8位、総合7位と3大会ぶりのシード権を獲得した。
前回、総合19位とシード権を獲得できなかった同大学は、昨年10月の予選会に出場。主将でエースの村山紘太選手が日本人歴代最高タイムを記録するなどの活躍により、チームをけん引し出場権を獲得。12年連続12回目の出場を果たした。
今大会、往路序盤の1区は16位と苦しい順位となるも、花の2区では村山選手が8人を抜く見事な快走を見せ8位でゴール。復路は、トップ青山学院大学とのタイム差が10分を超えたため芦ノ湖で一斉スタートとなるも、選手たちが粘り強い走りを見せ順位を1つ上げて、総合7位でゴールした。
10区で選手の給水にあたった同大3年の平塚祐介さんは、「今年、エースの村山さんを中心にシード権獲得を目標にチーム一丸となって頑張ってきた。来年は、絶対的なエースが抜けてしまうので、3年生以下全員が、一人に頼るのではなく総合力で戦えるチームにしていきたい」と話す。さらに、「来年は4区か6区を走りたい」と意気込みを見せた。