日枝神社で新年の催事-「エスカレーターでお山に登る初詣」

昨年行われた仕事始の参拝風景。

昨年行われた仕事始の参拝風景。

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 日枝神社(千代田区永田町2)では、1月1日より、さまざまな新年の催事を執り行う予定。

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 1日は0時に開門し、同時刻から若水をくみ、大神様に献げる「若水祭」が執り行われ、観世流による神能「独翁(ひとりおきな)」が奉奏される。その「若水祭」を皮切りに「歳旦祭」をはじめ、「元始祭」「奉納書初展感謝奉告祭」「神符焼納祭」などさまざまな新年の催事を同15日まで執り行う。昨年は正月3が日の3日間で約30万人の初詣客が訪れ、賑わいを見せた。

 また同神社では、毎年その年の干支の絵馬を展示する「大絵馬展」を開催。「大絵馬展」では、同神社が厳選した干支の絵馬約100点を展示。初詣客で賑わう中でも、参拝客が絵馬を観覧することができるよう、背の高い専用の看板を設け展示する。また、元日から三日まで丹塗矢(にぬりや)を受けた人に、開運招福の神楽(巫女舞)を奉仕する「新春初神楽」も毎年行っている。

 同神社は古くから「山王社」「山王さん」などと称され親しまれており、その名前の示すように境内は小高い山の上。赤坂方面の参道である山王橋参道から境内まで上がるためには約120段もの階段を登らなくてはならないが、バリアフリーのため近年、エスカレーターを設置。初詣も「エスカレーターでお山に登る初詣」というキャッチコピーで開催している。

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