プレスリリース

足立ブランド企業が挑む! 小ロット多色対応の革新的プラスチックタグで新たな市場を開拓。(有)五味彫刻工業所が「東京インターナショナル ギフト・ショー」で提案する、推し活の最適解『〇〇TAG』に迫る!

リリース発行企業:足立ブランド

情報提供:

『有限会社五味彫刻工業所』は、金型製作から射出成形まで一貫して手掛ける強みを活かし、小ロット多色生産に対応した革新的なプラスチックタグ「MOTEL KEY TAG」と「DOG TAG」を開発しました。アーティストグッズやスポーツチームのファングッズなど、新たな市場開拓に挑戦しています。

<圧巻のカラーバリエーションで推し活にも最適!「MOTEL KEY TAG」そして「DOGTAG」とは?>


金型彫刻からプラスチックタグ製造へ。技術の進化と市場ニーズの変化
有限会社五味彫刻工業所(東京都足立区、代表取締役:五味正彦)は、令和2年4月に「足立ブランド」への参加を果たしました。「足立ブランドに所属する企業との交流を通じて、自社の可能性を再認識し、新たな挑戦への意欲が湧きました」と、五味修氏は語ります。「足立ブランド」への参加により、展示会やビジネスマッチングイベントへの出展機会が増え、新規顧客の開拓やビジネスパートナーとの出会いに繋がったと言います。

『五味彫刻工業所』は、五味 修氏の父親が創業した金型彫刻の専門企業です。主に自動車やオートバイのエンブレムなどの射出金型に文字彫刻を手掛けていました。しかし印刷技術の発展により、従来の彫刻需要が減少していった経緯があります。
「時代の変化に合わせて、我々も進化する必要がありました」と、五味氏は当時を振り返ります。そして2002年、同社は大きな転換点を迎えます。成形工場を設立し、金型製作から射出成形までの一貫生産体制を確立したのです。

小ロット多色生産への挑戦。テーマパーク産業の仕事が転機に
成形事業に参入後、同社に転機をもたらしたのは、有名キャラクターのテーマパーク産業の仕事でした。「テーマパークの仕事は、イベントごとに異なる商品を短期間で製作する必要がありました。さらに、キャラクターごとに色替えをする必要があり、これが我々の小ロット多色生産のノウハウ構築に繋がったのです」と、五味氏は明かします。

<取締役の五味修氏>
この経験を通じて、同社は多品種・少量・多色展開の技術を磨きました。「ひとつのイベントで10種類以上のキャラクターグッズを、それぞれ異なる色で生産することもありました」
と、五味氏は付け加えます。

この経験を生かし、同業他社が敬遠しがちな小ロット多色案件を積極的に受注。「皆が嫌がる仕事こそ、チャンスがある」という五味氏の信念が、独自の強みを生み出しました。




「MOTEL KEY TAG」の誕生。さらに映画愛から生まれた「DOGTAG」
2016年、同社は初の自社製品「MOTEL KEY TAG」を開発しました。これは、アメリカのモーテルで使用されていたキータグをモチーフにしたプラスチック製のタグです。

<大人数のグループでも、これならメンカラに困らない!!>


「当初は、アパレルブランドのアクセサリーとして企画しました」と五味氏。しかし、予想外の反響がありました。「アーティストのコンサート販売グッズとして使いたいという依頼が増えたんです。そこで、新たな市場の可能性を感じました」

「MOTEL KEY TAG」の特徴は、その豊富なカラーバリエーションと自由度の高いデザインカスタマイズにあります。白文字の印刷や金箔の箔押しなど、ニーズに合わせた多様なデザインが可能です。しかも平面のプラスチックではなく、立体成形となっていることが見逃せません。もちろん小ロット生産に対応しているため、限定商品やイベント限定グッズとしても活用できます。

そして2023年夏には新製品「DOGTAG」を発売しました。開発のきっかけは、意外にも五味氏の映画愛でした。「『トップガン』が大好きで、劇中に出てくる“ドッグタグ”にずっと憧れていたんです」と、五味氏は笑顔で語ります。

<こだわり満載のDOGTAG。男のロマンが詰まっています>

「DOGTAG」とは、兵士のIDを記したアイテム。万一、戦地で殉職した際に身元を確認してもらうためのものです。映画『トップガン』でも、パイロットたちは皆、「DOGTAG」を首から下げていました。

ただし、『五味彫刻工業所』の「DOGTAG」は、従来の金属製と異なり、プラスチック製です。「軽くて丈夫、しかも多彩な色展開が可能です。アーティストやスポーツチームのファングッズとして、新たな可能性を提案できると考えています」と、五味氏。豊富なカラーバリエーションは「推し活」市場に最適です。

「MOTEL KEY TAG」と「DOGTAG」の製品開発には、同社の技術の粋を集めました。「金型製作のノウハウを活かし、共に立体的なデザインを実現。さらに、筆記具用の特殊プラスチック素材を採用することで、割れにくく安全な製品に仕上げました」と、五味氏は胸を張ります。なんと、プラスチックに弾性を持たせるためにラバー材を混ぜ合わせているそうです。

もちろん開発過程では、薄さと強度の両立に苦心したと言います。
「薄くしすぎると割れやすくなる。でも厚すぎると本物の『DOGTAG』の雰囲気が出ない。その絶妙なバランスを見つけるために、何度も試作を重ねました」

「推し活」「推し色」市場への展開
近年、「推し活」の概念が広がりを見せています。五味氏は「かつての『推し活』が直接的なコンテンツ消費だったのに対し、現在の『推し活』は、推しとの繋がりを記憶するグッズや機会を消費する傾向にあります」と分析します。
この市場動向に対し、「MOTEL KEY TAG」と「DOGTAG」は最適な製品だと五味氏は考えています。「比較的安価で、小さくて身につけやすく、豊富な色展開が可能。そのためコレクションの対象になりやすいのです。例えば、アーティストのライブツアーで、各公演地限定の『DOGTAG』を販売する。ファンはそれを集めることで、ツアーの思い出を形に残せる。そんな使い方の提案もしていきたいですね」



<あの日の大切な思い出を・・片時も離さずに、共に>

発売後、「DOGTAG」は予想外の反響を呼んでいます。「当初はアーティストグッズを主なターゲットにしていましたが、プロ野球チームからのオファーもいただきました」と、五味氏。その延長線上には、スポーツ業界に向けての海外展開も視野に入れています。

「ヨーロッパのサッカーチームでは、『DOGTAG』グッズが人気だと聞きます。選手ごとに『DOGTAG』があり、ファンを喜ばせているそうです。そこで日本発のプラスチック『DOGTAG』で、世界市場に挑戦したいですね」

五味氏は最後にこう締めくくりました。「金型から成形まで一貫して手掛けるからこそ、小回りの利く生産が可能になる。その強みを生かし、お客様の『こんなものを作れないかな』というアイデアをどんどん形にしていきたいです。それが、もの作りの醍醐味だと思うんです」

<製造現場の様子。金型製作から射出成形までの一貫生産を行う工場>


有限会社五味彫刻工業所は2025年2月12日(水)~2月14日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第99回東京インターナショナル ギフト・ショー」に出展します。
ギフト・ショー内の「SOZAI展」コーナー「足立ブランド」のブースにぜひお立ち寄りください。
色とりどりの「MOTEL KEY TAG」「DOG TAG」・・ぜひ手にとってその細部へのこだわりを感じてください。ご来場心よりお待ちしております。
企業情報
有限会社五味彫刻工業所
http://gcm53.com/

会社名:有限会社五味彫刻工業所
住 所:東京都足立区青井2丁目14番地16号
電話番号:03-3880-7037
代表者:五味 正彦

事業内容:
■ 金型製作
・プラスチック用金型
・ダイカスト用金型
■ 部品加工
・マシニング加工
・放電加工
・ワイヤー放電加工
・彫刻加工
■ 製品設計
■ 3次元モデリング
■ 金型設計
■ プラスチック射出成形
■ 各種治具製造
■ ニッケル電飾

「足立ブランド」は、区内企業の優れた製品・技術を認定して、その素晴らしさを全国に広く発信することで、区内産業のより一層の発展と足立区のイメージアップを図ることを目的とした事業です。
『有限会社五味彫刻工業所』は、この「足立ブランド」認定企業です。


取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある足立区役所産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。

足立区役所産業経済部 産業振興課 ものづくり振興係
電話番号:03-3880-5869
ファクス:03-3880-5605

足立ブランド公式Webサイト
https://adachi-brand.jp/

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