街とアートがコラボ「赤坂アートフラワー」-サカスなどで現代アート展

赤坂サカスを中心に開催される「Akasaka Art Flower 08」のロゴマーク。「花」をモチーフにデザインされている。

赤坂サカスを中心に開催される「Akasaka Art Flower 08」のロゴマーク。「花」をモチーフにデザインされている。

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 赤坂サカス(港区赤坂5)を中心とした赤坂エリア一帯で9月10日より、街とアートがコラボレーションする現代アートの展覧会「Akasaka Art Flower 08」(TBS主催)が開催される。

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 同イベントは赤坂の街を一つの展覧会場に見立てて、赤坂の各地で現代アートを展示するアートイベント。赤坂サカスのほか、旧赤坂小学校(赤坂4)、赤坂五通り商店街、赤坂氷川神社(赤坂6)、元料亭の島崎(赤坂6)、旧赤坂図書館(赤坂9)、東京ミッドタウン(赤坂9)を含めた7カ所を会場に開く。

 今年3月に「赤坂サカス」がオープンしたことを契機に、赤坂サカスを利用し「赤坂の地域に貢献」する目的でTBSが行う。「赤坂文化の花を咲かす」という赤坂サカスのコンセプトに合わせ、現代アートを通して赤坂の文化的な側面を発信。「美術館などではなく、日常生活の空間でアートを展開することで、今まで気づかなかった街の魅力を引き出す」(同展担当者)という。

 オノ・ヨーコさん、草間彌生さん、大津達さん、HITOTZUKI(Kami×Sasu)、池田光宏さん、淺井裕介さん、小沢剛さん、パラモデル、田尾創樹+おかめぷろ、スサイタカコさん、椿昇さん、トーチカさん、青山悟さん、倉重光則さん、雨宮庸介さん、志村信裕さん、松宮硝子さん、原高史さんなどベテラン作家から若手の作家まで総勢18組が参加。絵画、立体、映像作品を展示するほか、インスタレーションやワークショップ、ダンス公演なども行う。茨城県水戸市を舞台に展開された「ジャパニーズ・グラフィティ展」を手掛けた窪田研二さんがキュレーターを務める。

 そのほか、赤坂の住民へのインタビューをもとに、そのインタビューの言葉のイメージを絵にする原さんの作品や、赤坂住民と一緒に赤坂のキャラクターを制作したスサイタカコさんの作品など、赤坂の住民が実際に参加した作品の展示も行う。

 「街全体が展覧会場となっているので、1つの会場だけではなく、街全体を通して見てほしい」と同イベント広報担当者。

 開催時間は11時~19時(赤坂氷川神社の境内は17時閉門)。チケットは、一般・学生=1,000円(前売り900円)、高校生=500円(前売り400円)、中学生以下無料で、当日に限りにチケット1枚で全ての会場を回ることができる。10月13日まで。

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