赤坂のラーメン店「なかご」(港区赤坂3、TEL 03-6277-7739)が11月4日、新メニュー「山椒(さんしょう)と青唐辛子の豚そば」の提供を始めた。
「和のラーメン」をテーマに、2018(平成30)年7月にオープンした同店。豚の骨のみでだしを取った豚骨スープをベースに、三河屋製麺(東久留米市)の麺を合わせたラーメンを提供する。一般的に白濁色の豚骨スープが多くある中で、透明色を意識して開発したという。新メニューは5年ぶりになる。
提供するのは、生青唐辛子と和ざんしょうを使った「山椒と青唐辛子の豚そば(しょうゆ・塩)」(1,400円)。生の青唐辛子の辛みをスープと香味油に移し、泡盛に島唐辛子を漬けた調味料「コーレーグース」を合わせて辛さを調整し、香りを立たせた。
同時に、「洋風豚ご飯」(700円)の提供も始めた。ラーメンと同じチャーシューを使い、デミグラスソースを2日以上かけて仕込み、肉感とコクを意識したという。
スタッフの福島敬さんは「インバウンド需要とともに辛い食べ物のニーズが高まってきた。中華料理で味わえる辛さではなく、和食の発想で辛さそのものを一杯の中に組み込んだ」と話す。「辛いもの好きや海外からのお客さまはもちろん、山椒好きやひと味違う辛さを求める人、辛党女性にも楽しんでいただけるはず」とも。
営業時間は11時~22時30分(スープがなくなり次第終了)。