赤坂に12月3日、純米和酒処「駄酒落(だじゃれ)」(港区赤坂6、TEL03-3505-6867)がオープンした。
店舗面積7坪、席数はカウンター9席。4人から予約可能で8人まで収容できる5坪の座敷部屋も用意する。
店主の岸本英憲さんは、客として居酒屋など飲食店に足を運ぶなかで、おいしい料理や日本酒の情報を収集。「元々、日本酒が好き。客の立場として、こんなメニューがあったらいいなと思うものを形にしたかった」と同店をオープンさせた。店名の「駄酒落(だじゃれ)」は、駄洒落の『洒』を『酒』という字に置き換えて使用。この世の中を愉快に楽しく過ごそうという意味を込めた。
こだわりの日本酒は、純米酒のみを取りそろえる。多くの日本酒を飲み比べができるように3種(全1合半)を味わえる「嗜(たしな)み」(1,260円)と、5種(全2合半)の「ほろ酔い」(2,100円)を用意。新潟の「鶴齢 純米吟醸」や、静岡の「臥龍梅 純米吟醸」などの人気が高いといい、希望によりすべての酒を燗にすることも。
料理は、石川県能登半島名産の「巻ぶり(まきぶり)」(900円)や、六甲弓削牧場の「フロマージュ・フレ」(800円)、「北海道生干しししゃも」(850円)など酒のアテにあうものを全国からとりよせる。
「女性客が一人で来ても安心してリーズナブルに飲んでいただきたい。日本酒好きな人が集って、お客様同士の良い出会いもあればうれしい」(岸本さん)
営業時間は月曜~土曜=17時~24時。