上智大学(千代田区紀尾井町7)で12月8日、「オールソフィアンのクリスマス2009」が開催される。
上智大学卒業生の佐藤淳さんが在学中に一人でイルミネーションの点灯を実施。それからというものメインストリートのクリスマス・イルミネーションは、上智大学の冬の風物詩となった。その後、佐藤さんは2002年の卒業と同時に仙台白百合学園の教員となったが、2004年5月20日に急逝。佐藤さんの遺志を受け継ぎ、昨年から同イベントが開催されるようになった。
今年のテーマは「Lux Veritatis - for Others, with Others」。ラテン語で「Lux Veritatis」は「真理の光」を意味。「for Others, with Others」は、クリスマスといえば「もらう喜び」がクローズアップされるなか、「他者のために何か与えよう」という意味が込められている。9月末の台風横断で被災したフィリピンの復興支援も、目的の一つとして掲げられている。
聖イグナチオ教会ザビエル聖堂での記念ミサから始まり、上智大学北門メインストリートでのキャンドルサービス、イルミネーション点灯式を実施。キャンドルサービスでは360個のキャンドルを用意。その後はカフェテリアにてパーティーを開催。パーティーでは、上智大学JAZZ研究会の演 奏、アカペラサークルの歌声が披露されるほか、福引などが予定されている。上智大学の学生はもちろん、一般も参加可能。
「師走なだけに、慌ただしく気持ちがイライラしている人もいるかもしれない。みんなの笑顔が集まるこの場所で、参加者がいやされてもらえれば」と上智大学卒業生で実行委員長の三溝真季さん。
開催時間は17時30分~。イルミネーション点灯式までは参加無料。パーティーは19時~21時。一般(教職員・会員など)は3,000円、学生は500円。パーティーの参加はソフィア会ホームページから申し込む。当日のエントリーにも対応する。