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日枝神社で「不二流」奉納行事 演武や書家によりパフォーマンスも

不二流宗家大嶋竜太郎さんが演武を披露する過去の様子(画像提供=不二流)

不二流宗家大嶋竜太郎さんが演武を披露する過去の様子(画像提供=不二流)

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日枝神社(千代田区永田町2)境内で3月23日、奉納行事「不二流惟神祭(ふじりゅうかんながらさい)」が行われる。

新富太鼓を演奏する過去の様子(画像提供=不二流)

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 不二流は、護身術と武器術などを含む総合武術の流派の一つ。同流の奉納行事は、日本に古くから継承されるさまざまな無形文化遺産を世界に伝え、次の世代につなげていくことを目的に始まり、現在は武術や和太鼓、書道、日本舞踊、箏(こと)などと一緒に奉納する形で行っているという。

 当日は、新富太鼓の演奏や、書道パフォーマンス、フルート演奏、不二流宗家大嶋竜太郎さんによる演武などを約2時間にわたり披露する。雨天時は本殿での開催となる。

 同流師範代の松崎真也さんは「おなかに響く迫力のある伝統和太鼓、力強く繊細な大筆書と子どもたちの書道、美しい旋律で優雅なフルート、正しい身体運用でなせる古武術の演武と全てが見どころ。晴天時には観覧席も設けるので自由に気兼ねなく楽しんでほしい」と話す。

 15時開始。見学無料。

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