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とらや赤坂店限定で「和菓子のこばこ」 冬の果物バージョンは初

赤坂店限定で販売する「和菓子のこばこ」

赤坂店限定で販売する「和菓子のこばこ」

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が2月1日、同店限定商品「和菓子のこばこ」の販売を始める。

ようかん製の「林檎形(りんごがた)」

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 同商品は完全予約制で、季節の生菓子として販売している果物をかたどった4種類の商品を、味や見た目のフォルムは同じまま、小さなサイズに仕立てて詰め合せた。箱の大きさは縦・横12.5センチ×高さ4センチで、1箱に9個を収める。「和菓子のこばこ」は2023年1月、同店限定で初めて販売。今回は2回目で、冬にちなんだ果物をかたどった生菓子を詰め合わせる。

 とらや広報担当の橋爪佐和さんは「冬の果物をかたどった菓子の中でも、見た目にかわいらしいもの、詰め合わせた際にさまざまな製法の菓子やあんの種類なども楽しんでいただける商品を選んだ」と話す。

 ようかん製の「林檎形(りんごがた)」は、白あん入りで「果実のみずみずしさや、甘酸っぱさも感じさせる、愛らしい意匠に仕立てた」という。ユズの皮をすりおろして加えた道明寺製の「柚形(ゆがた)」は、白小倉あん入りの菓子。求肥(ぎゅうひ)製の「祇園坊(ぎおんぼう)」は、あんを求肥で包み、和三盆糖をまぶして白い粉をふいた干柿をかたどった。菓銘は柿の品種名「祇園坊」から名付けたとされているという。「蜜柑餅(みかんもち)」も求肥製で、白飴あんを入れた菓子。ミカンを模して「心和む色合いと形」に仕上げた。

 橋爪さんは「通常、店頭で販売する生菓子の重さは1個50グラムだが、多くの種類を楽しんでいただけけるよう1個を20グラムにした。通常サイズの商品を再現することにこだわり、指先で一つ一つ作り上げた職人の技を感じてほしい。小さな詰め合せは、見た目のかわいらしさと食べやすさから、幅広い世代の方に楽しんでほしい。家族や友人との団らんや、自分へのご褒美など、冬のひとときを楽しむお供にしてもらえたら」と話す。

 価格は3,240円。数量限定(準備数達し次第終了)。1月31日まで、予約を受け付けている。商品の受け渡しは2月15日まで。

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