すし店「鮨(すし) 赤酢 はなやま」(港区赤坂3、TEL 03-6277-7727)が赤坂にオープンして、1月9日で2カ月がたった。
200年前の文献からレシピを読み解いて作ったという「江戸料理」や、赤酢を使った「江戸前鮨」などを提供する。大将の花田修さんは都内出身で、これまで神田や日本橋にある江戸前すし提供店で働くなど、この道一筋40年以上の経験を持つ。
席数は28席。店内にはカウンター席や車エビを入れた水槽を設置した。魚は国産の魚介を中心に、カキやブリなど季節の魚を使い、米は新潟産のコシヒカリを使う。2種類のコース料理を用意し、2カ月に一度、メニューを変える。
コースは、前菜、造り、すし、季節の料理など全22品から成る「はなやまコース」(2万2,000円)と全20品から成る「おまかせコース」(1万1,000円)を用意した(共に飲み放題付き)。「はなやまコース」では、自家製のキャビアを使った丼ご飯を提供するほか、水槽から取り出した車エビを目の前で板前がさばくパフォーマンスも披露する。
花田さんは「ほかでは味わえない江戸料理を楽しめるのが一番のアピールポイント。接待や日常使いができる店なので、まずは赤坂のビジネスマンに利用していただきたい。そうした方が普段使いできるような店を目指していく」と話す。
営業時間は17時~23時。日曜定休。