「虎屋文庫50周年記念!『令和の羊羹(ようかん)すごろく』展」が現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)地下1階の「虎屋 赤坂ギャラリー」で開催されている。
虎屋文庫は1973(昭和48)年、和菓子文化の伝承と創造の一翼を担うことを目的に創設された。今回の展示は創立50周年を記念した企画の一つとして開催する。
同展では、江戸時代後期に羊羹(ようかん)の名店として知られていたという浅草の菓子店「船橋屋」が作った「船橋名品羊羹双録(すごろく)」に着想を得て、アナログゲームの専門家監修の下、とらやオリジナルの大きな「羊羹すごろく」を制作。ギャラリーの床一面に広げて展示する。
「羊羹すごろく」では、とらやのさまざまなようかんを紹介するほか、「マラソン中の栄養補給。ようかんを食べて元気がでる」「ようかんにクリームチーズをのせて食べたらおいしかった」などのマス目も配す。
とらや広報担当の奥野容子さんは「定番から季節のようかん、社員投票で人気のあったようかんも登場するとらやオリジナルのようかん尽くしのすごろくになっている。会場一面に広げた巨大なすごろくを、コマになった気持ちでご覧いただければ」と話す。
開館時間は9時30分~18時。入館無料。1月6日・21日は休館。1月31日まで。