赤坂氷川神社(港区赤坂6)が元日から、「新年」にちなんだ御朱印「初茜(はつあかね)」を数量限定で頒布する。
創建から1000年以上の歴史を持ち、1729年には江戸8代将軍・徳川吉宗によって社殿が建てられたとされる同神社。2018(平成30)年7月から季節の御朱印をシリーズ化し、「夜桜」「祭り」「イチョウ」などをあしらった御朱印を、これまでに頒布してきた。
今回は、新年にちなんだ御朱印「初茜(はつあかね)」を頒布する。境内で収穫された茜草を用いて和紙を染めたという。職員の神屋宗太郎さんは「初日の出の直前、東の空が徐々に明るくなり、茜色を帯びてくることを初茜と呼び、御朱印は初茜をモチーフに奉製した」と説明する。
同神社では、今年4月からその月にちなんだ色の和紙を重ね合わせた月参り御朱印「かさね」も頒布し、1月は「雪の下」の御朱印を1000枚限定で用意した。毎年、干支(えと)をモチーフにした「はりこ干支みくじ」を頒布しており、同月からは「辰」のみくじも用意した。
神屋さんは「夜の暗がりから茜色に染まる東雲の空は日の出より先に元旦の訪れを告げ、初茜の御朱印は皆さまの穏やかな一年を願って頒布する。初詣の参拝記念に受けていただければ」と話す。
初穂料は500円。頒布数は、平日=100枚、土曜・日曜・祝日=300枚。1月8日まで(なくなり次第終了)。