「サントリーホール ニューイヤー・コンサート2023 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団」が2023年1月1日~3日、サントリーホール(港区赤坂1、TEL 0570-55-0017)で開催される。
サントリーホール・ホワイエの新年装飾(過去開催の様子)(写真提供=サントリーホール)
1988(昭和63)年から正月に開催される同ホール恒例のコンサート。今回は、「オペレッタの殿堂」といわれるフォルクスオーパーのオーケストラ「ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団」が演奏を担当する。
出演者は、ソプラノ歌手のエリーザベト・フレヒルさん、テノール歌手のメルツァード・モンタゼーリさん、バレエ・アンサンブルSVOウィーン。オペレッタ「こうもり」、ワルツ「春の声」など約15曲を披露する。指揮はバイオリニストのオーラ・ルードナーさん。サントリーホール広報担当者の伊藤雅美さんは「ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の花形コンサートマスターから指揮者になったオーラ・ルードナーさんが、一部の曲をバイオリン片手に演奏する『弾き振り』で披露する」と話す。
伊藤さんは「ここ2年、年末にかけてコロナ感染者数が増加し2年間『ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団』の来日がかなわなかった。オペレッタやウィンナ・ワルツの演奏と、舞台をより華やかに彩るバレエで、当ホールの正月の風物詩である同交響楽団の来日公演を3年ぶりに開催できることを祈っている」と話す。
14時開演。料金は、S席=1万2,000円、A席=1万円、B席=8,000円。