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赤坂氷川神社で「大銀杏」御朱印頒布 秋季限定「新嘗祭」印も

「大銀杏」御朱印

「大銀杏」御朱印

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 赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)が11月19日から、秋にちなんだ季節の御朱印を2種類、数量限定で頒布する。

「新嘗祭」御朱印

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 1000年以上もの歴史があるとされている同神社。2018(平成30)年7月から、夜桜、祭り、イチョウなど日本の四季に合わせた御朱印をシリーズ化し、期間限定で頒布してきた。

 今回は「大銀杏」と「新嘗(にいなめ)祭」にちなんだ御朱印を頒布する。「大銀杏」は、秋の日差しを受けた大銀杏の葉をモチーフにし、巫女が2枚の和紙を重ねて奉製した。「新嘗祭」は、同神社境内で収穫したクチナシを使い、巫女が一枚ずつ紅みを帯びた濃い黄色である「不言色(いわぬいろ)」に染めた。

同神社職員の神屋宗太郎さんによると、「不言色」はくちなし色の別名で紅みを帯びた濃い黄色のこと。クチナシの実は熟しても割れない(口を開かない)ことから、口がないから物が言えない、転じて「不言色」という言葉遊びがそのまま色名となったという。

 神屋さんは「赤坂氷川神社の大銀杏は、ご社殿が遷座する前からこの地にあり、江戸時代初期から歴史の変遷を見守ってきた赤坂氷川神社のシンボル。境内の木々が美しく装う秋のご参拝記念に持ち帰りいただければ」と話す。

 「『新嘗祭』は光り輝く秋の実りをイメージした。新嘗祭は、毎年11月23日に宮中(天皇の居所)と全国の神社で行われる新穀(しんこく)感謝の祭で、宮中では天皇陛下が新穀を神々に供える祭り。11月23日は国民の祝日『勤労感謝の日』でもあり、この祝日名は、命の糧を神様からいただくための勤労を尊び、感謝し合うことに由来しているともいわれている。御朱印は1枚ごとに濃淡が異なるが、手作業ゆえの風合いとご容赦いただければ。ぜひ実りの秋の参拝記念にお受けいただけたらうれしい」とも。

 御朱印の準備数は、「大銀杏」=500枚、「新嘗祭」=300枚。初穂料は500円。頒布時間は、「大銀杏」=11月19日9時~、「新嘗祭」=23日9時~(以上、なくなり次第終了)。

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