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「赤坂松葉屋」が移転リニューアル 物販メインに、料理のパッケージ化も

物販スペース

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 赤坂の和食店「赤坂松葉屋」(港区赤坂4、TEL 03-3583-9595)が移転リニューアルして1カ月がたった。

パッケージ化された商品

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 1976(昭和51)年にマツタケ専門店としてオープンし、日本料理店として四季の食材を使った料理を提供し続けた同店。毎年秋季にはマツタケご飯の食べ放題コースも提供してきた。今回、コロナ禍になり外食需要が減るなどの影響から、物販をメインにイートインスペースを設ける業態に変更した。約300メートル西方面に移転し、10月12日にオープンした。

 移転後の総面積は約200平方メートル。調理場、事務所スペースが約半分、物販スペースは残りの約3分の2、イートインスペースは3分の1を占め、80席あった客席を8席に縮小した。

 物販スペースでは、「松茸(まつたけ)お吸物」(2個入り=756円)、「鯛(たい)茶漬けかやく付」(2個入り=972円)、「松茸と飛騨牛の薄焼き鉄板焼」(1万2,960円)、「松茸と飛騨牛のステーキ」(2万2,680円)、「飛騨牛松茸牛肉巻」(1,620円)などを販売する。イートインスペースでは、前菜やお造り、香の物、甘味など約8品を含めたコース料理「松葉屋御膳」(7,700円)を提供する。

 店主の宮南譲さんは「マツタケと飛騨牛がメインのコンセプトは変えず、これまでコース料理で提供してきた前菜やつくだ煮などをパッケージ化したことで、自宅でも松葉屋の料理を楽しめるようにした。イートインスペースは、昼からゆったりしたい、非日常感を味わいたい人に利用してほしい」と話す。「赤坂の飲食店とコラボレーションするなどして地元を盛り上げたい。外食需要が戻り増えればディナーメインの企画を展開したい」とも。

 営業時間は、物販スペース=10時~18時、イートインスペース=11時30分~14時(土曜・日曜・祝日定休)。ランチメニューは要予約。

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