ラーメン店「麺処 一龍 赤坂店」(港区赤坂2)が、赤坂にオープンして、2カ月がたった。
広東料理店「新広東菜 銀座嘉禅(しんかんとんさい ぎんざかぜん)」のオーナーシェフ・簗田圭さんが20年の歳月をかけて開発したという担々麺などを提供する。本店は浅草にあり、赤坂店はシステムエンジニア事業などを展開する「ユーニス」(港区)の外食産業参入1号のフランチャイズ店となる。
「濃厚担々麺(「麺」は旧字体)」は、ゴマの香りを生かし、クリーミーかつ濃厚な味わいのスープに仕上げ、香港由来の極細麺を使った。「冷やし担々麺」(以上1,100円)や、秘伝のつゆと十数種類の漢方入り自家製ラー油を使った「汁なし担々麺」(950円)も用意する。
「牛骨塩ラーメン」「牛骨みそラーメン」(以上950円)は、鳥取県産の牛骨を20時間煮込んでうま味を抽出したスープを使い、天然塩と合わせてさっぱり味に仕上げた。特殊製法により牛のくさみが出ないように工夫したという。
メニューはこのほか、兵庫のブランド卵「タズミの卵」を使った「一龍こだわり卵かけごはん」(300円)、タマネギを使ってあんを味付けし、カウンターの前の蒸籠(せいろ)で蒸す「特製玉ねぎシュウマイ」(400円)、テイクアウト専用「シウマイ弁当」(550円)を用意する。
トッピングメニューは、「カリカリ揚げエビ増し」「自家製牛肉そぼろ増し」「パクチー」(150円)、「四川山椒(さんしょう)痺れ増し」(100円)、「チャーシュー」(200円)など。アルコールドリンクも用意する。ラーメンの残ったスープに「ライス」(100円)を投入して、リゾットや雑炊風にもできる。
同社の安井隆さんは「スタッフは女性のみで、女性客1人でも入りやすいようにした。ランチにディナーに飲んだ後に利用いただけたら」と話す。
営業時間は、11時~15時、17時~23時。日曜・祝日定休。