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赤坂のチョコレート専門店がチョコレートと気候変動に関するオンラインイベント

オンラインイベントを紹介する店主の江沢孝太朗さん

オンラインイベントを紹介する店主の江沢孝太朗さん

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 赤坂のチョコレート専門店「MAMANO(ママノ) CHOCOLATE」(港区赤坂3、TEL 03-6441-2744)が10月22日、オンラインイベント「教えて!チョコレートと気候変動の深ーい関係」を開催する。

江沢さんが2022年4月にエクアドル・ナポ州のカカオ農家に行った時の様子

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 カカオの希少種という「アリバカカオ」を使ったフェアトレードチョコレートを専門で提供する同店。2013(平成25)年のオープン以来、エクアドルのアマゾン地域に住むキチュア族の家族が営む、自家消費用作物、医療用植物、市場向けの作物、森林保全などを同時に行う「チャクラ農法」で育ったカカオのみを使い、「チョコレートで笑顔あふれる地球をつくる」を合言葉に営業している。

 今回のイベントは、店主の江沢孝太朗さんが「チョコレートと気候変動」や「生物多様性の深くて面白い関係」を、チョコレート好きな人に知ってもらうことで、よりよい社会を作っていくことに一歩でも近づけたらとの考えから企画した。当日は「先住民キチュアの伝統的なアグロフォレストリー農法がどのように気候変動や生物多様性に影響するのか」をサブタイトルに、約1時間30分にわたり開催する。

 当日のメインスピーカーは、アマゾン州立大学のボリエル・トレスさん、「FAOエクアドル」のアナ・アンドラデさん、「WWFエクアドル」のビクトリア・メナさんを予定する。スピーチは英語で、日本語による通訳は同時通訳でなく、短い文章ごとに交互に通訳を行うという。

 江沢さんは「チョコレート好きな人だけでなく、SDGsに興味がある人にも発見があるイベントだと思うので、チョコレートを食べながら気軽に参加してほしい」と話す。「この機会に『チャクラ農法』と、農業と林業を組み合わせた造語からくる『アグロフォレストリー農法』は、同じような農法を意味する言葉であるということなども知ってもらえたら」とも。。

 開催時間は9時~。参加無料。事前申込制。申し込みは同店のイベントサイト。前日24時まで。

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