新作のビーガン向けアフタヌーンティーを現在、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」（千代田区紀尾井町1、TEL 03-3234-1111）の「All-Day Dining OASIS GARDEN」が提供している。

空をイメージしたセイボリープレート（2人用）

　期間限定で用意する「Floating Garden～Vegan Afternoon Tea～」（7,000円）は、夏の食材や米粉などを使い100パーセント植物由来の素材で作ったアフタヌーンティー。現代と未来の自然が融合する大地、水、空をイメージした空中庭園を表現する。

　ラインアップは15種類。スイーツプレートは、米粉をベースにした「ココアパンケーキ」を丘のように盛り付け、栗や豆乳などをベースにした木のチップや岩に見立てた「甘酒トリュフチョコ」、ベビーリーフを並べ、大地に自然が芽吹く様子をデザインした。周りには、サボテンをイメージした「枝豆と抹茶のタルト」や「チェリーとベリーのケーキ」といった米粉や豆乳などを使ったグルテンフリーのスイーツも並べる。

　水をイメージしたグラススイーツは、「豆乳とココナッツミルクのパンナコッタ」にキウイをあしらう。米粉のスコーンは「ココナッツ」と「麦みそとピーカンナッツ」を用意。フルーツをベースにした2種類の自家製ジャムと「酒粕（かす）＆レーズンクリーム」を添えて提供する。

　空をイメージし、ドライアイスで霧を演出したセイボリープレートはネギ、ニンニク、ニラ、らっきょう、タマネギといった匂いや刺激の強い食材の「五葷（ごくん）」を使わずに提供する。夏野菜をメインに使った「トウモロコシの“スパイス”ライスロール」や「キヌアとピスタチオのクロメスキ」など5種類を用意する。

　ドリンクは「ロンネフェルト」の紅茶や「PUKKA」のハーブティー、コーヒーなど24種類がフリードリンクとなる。

　同ホテルセールス＆マーケティングの伊藤菜月さんは「これまで好評いただいているビーガンアフタヌーンティーを新しい世界観で演出したいと思い、今回は現実と未来の植物が融合した地上約180メートルに浮かぶガーデンをイメージした。枝豆やトウモロコシといった夏の食材を使いながら、食感などにもこだわった。スイーツプレートの米粉ココアパンケーキの丘にメープルシロップをかけると川のような演出も楽しめる。心と体が満たされるティータイムをお過ごしいただければ」と話す。

　提供時間は11時30分～17時。2時間制。要予約。予約は2人から受け付ける。電話とネットで受け付ける。予約は利用日前日の17時まで。サービス料別途。8月31日まで。