ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL03-3505-1111)内の「ザ・ステーキハウス」が10月15日、秋の味覚を使った新作メニューの提供を始めた。
クリスマスバージョンの「フェスティブ・アフタヌーンティー・ブースト」(2人用)
今回用意した「フォレスト・ブースト」(5,966円~)は、セイボリーを中心としたアフタヌーンティー風のメニューをメインに提供する「ブースト」シリーズの1つとして考案した新作。キノコや栗など、山の恵みを使った食事を中心としたメニューを盛り込む。提供は同メニューのために製作した引き出し付きの木箱を用い、テーブルにサービスする際のサプライズ感やドライアイスで白い煙を表現し、森の中の朝靄や夕霧をイメージした演出も施す。
同ホテル広報担当の森直美さんは「夏季は海の恵みを中心とした『シーフード・ブースト』がとても好評だったので、秋からは山の恵みを主に肉料理に仕立てた『フォレスト・ブースト』を提供することにした。季節感が味わえる変化に富んだ味わいを楽しんでほしいという意図から今回のメニューを開発した」と話す。
ラインアップは17種類。塩気のあるセイボリーは10種類で、トリュフ風味のマヨネーズとブリーチーズを合わせた炭火焼きの「トリュフバーガー」や、自家製のスモークベーコンでマロングラッセを巻いた「栗とベーコンのピンチョス」、オニオンピクルスとともにチャバタにのせた自家製「ポークリエット」などを用意する。別添えの「マッシュルームスープ」も付く。プチガトーは「モンブラン」「カボチャのフィナンシェ」「リンゴ型のチョコレートムースケーキ」などを提供する。
ドリンクは、緑茶やトニックウオーターを使い、森の木漏れ日の中を抜ける風をイメージしたというウエルカムドリンクの「緑風」が1杯付くほか、コーヒーやフレーバーティー、四季を表現したノンアルコールカクテルの「タネ(春)」、「ワカギ(夏)」、「コウヨウ(秋)」、「スタンプ(冬)」といった15種類がフリードリンクとなる。オプションで「コエドビール4種セット」(2,486円)や、「フェンティマンス」の「ボタニカルドリンク4種セット」(1,650円)も用意する。
11月25日には、クリスマスバージョンの「フェスティブ・アフタヌーンティー・ブースト」(5,469円~)の提供も始める。5種類のセイボリーとアメリカンスタイルのスイーツを中心とに「クリスマスプディング」や「シュトーレン」など10種類のプチガトーを盛り込む。
森さんは「オリジナルメニューの『アフタヌーンティー・ブースト』の提供開始から1年余りとなり、今や季節ごとに2種類の『ブースト』を提供するシリーズを展開している。当ホテルのスタッフが絵柄を描くオリジナル木箱での提供も人気に拍車をかけている。幅広いお客さまに食事として十分お楽しみいただける内容となっているので、季節ごとのバージョンを大きな天窓がある開放的な空間で楽しんでほしい」と話す。
提供日は水曜~日曜・祝日。月曜・火曜定休。提供時間は提供日により異なる。2時間制。要予約。予約は前日の21時まででオンラインのみ。「フェスティブ・アフタヌーンティー・ブースト」は12月26日まで。「フォレスト・ブースト」は来年1月30日まで。