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赤坂の虎屋菓寮が新作の栗かき氷 秋の味覚を盛り込んだ季節の食事なども

新作の「栗氷」

新作の「栗氷」

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 赤坂の老舗和菓子店とらやの喫茶「虎屋菓寮 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が9月15日、お月見にちなんだかき氷の提供を始める。

10月15日まで提供する香の物付きの「季節の食事(お月見)」

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 期間限定で提供する「栗氷(くりごおり)」は国産の栗を使った新作。器には白あんに栗のペーストを混ぜた「栗あん」を入れて氷を盛る。その上に、徳島県産の和三盆糖で作った自家製の和三盆糖蜜をかけ、すりおろした蜜栗を散らし月明かりに見立てる。月見団子のような白玉と「栗水ようかん」をそれぞれ2個添えて提供する。

 とらや広報担当の奥野容子さんは「赤坂のとらやでは、10月末まで『月と和菓子』と題して月にちなんだお菓子や栗を使ったお菓子を販売している。喫茶でも月見や栗にちなんだメニューをご用意したいと思い『栗氷』を開発した」と話す。

 同店では現在、秋向けの季節メニューも展開する。「季節の食事(お月見)」(3,850円)は、秋の味覚を盛り込んだメニュー。「秋の実り おこわ」には、新栗や新ぎんなん、サツマイモなどを入れる。「お月見椀(わん)」は、裏ごししたカボチャで作った白玉団子を月に見立てる。「秋の白和(あ)え」は季節の果物と壬生(みぶ)菜にクルミを加えて仕上げた。菓子は季節の生菓子と注文ごとに生地を焼く作り立ての「残月」から選べる。

 「季節のうどん」(1,650円)は新蓮根(れんこん)と冬瓜(とうがん)をのせた温かいうどん。中心にポン酢ジュレをのせてさっぱりとした味わいに仕上げる。梅七味を添えて提供する。10月の土曜・日曜・祝日にはお吸い物なども付いた「栗おこわ」(1,870円)の販売も予定する。

 奥野さんは「暑さが残る中にも、時折吹くさわやかな風に秋の訪れを感じる季節となった。当店でも、秋の実りを存分に感じていただけるお菓子や食事メニューをご用意したので、木のぬくもりあふれる店内で、ゆったりとしたひと時をお過ごしいただきたい」と話す。

 「栗氷」、「栗おこわ」の提供時間は11時~17時30分(土曜・日曜・祝日は17時)。「季節のうどん」、「季節の食事(お月見)」の提供時間は11時30分~14時30分。「栗氷」は10月18日まで。「季節のうどん」は9月30日まで。「季節の食事(お月見)」は10月15日まで。「栗おこわ」は10月31日まで。各メニュー準備数に達し次第販売終了。

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