赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)が9月15日、年に一度の「例祭」にちなんだ記念御朱印の頒布を始める。
同神社では2018(平成30)年7月から、祭り、イチョウ、夜桜など日本の四季に合わせた御朱印をシリーズ化し、期間限定で頒布している。
同神社では、祭神と神社に由緒ある日に行う、年に一度の神事「例祭」を毎年9月15日に行っている。神前に供物(くもつ)を供え、ご神徳(しんとく)の発揚や皇室の弥栄(いやさか)、国家安寧、氏子や崇敬者の隆昌を祈願する。記念御朱印は、同神社の名前の由来である「出雲国の簸川(ひかわ)」にちなみ、水の流れを表した文様に、神紋(しんもん)の「左三つ巴(ひだりみつどもえ)」を箔(はく)押しで重ねて奉製した。
9月15日のみ、同神社の境内(けいだい)の藍畑(あいばたけ)で収穫した藍で和紙を染めた御朱印「甕覗き(かめのぞき)」を頒布する。
同神社職員の神屋宗太郎さんは「『甕覗き』の御朱印はみこが和紙を染めて奉製するため、1枚ごとに御朱印の色の濃淡が異なる。手作業の風合いを楽しんでいただければ」と話す。「御朱印は例祭のご参拝記念にお持ち帰りいただければ。皆さまのご来社を心よりお待ちしている」とも。
頒布時間は9時~。初穂料は500円。頒布数は、9月15日=各200枚(「甕覗き」は15日のみ頒布)、同16日・17日=80枚、土曜・日曜=100枚。9月19日まで。