和食店「赤坂邸」(港区赤坂4、TEL 03-3585-1278)が8月12日、赤坂にオープンした。運営は「ナチュラルアート」(同区)。
提携農家で採れた食材を使った料理を提供する同店。社長の鈴木誠さんはもともと銀行員として赤坂で働いていたが、2003(平成15)年に独立し同社を赤坂に設立。以降、農業や飲食店をプロデュースしている。赤坂の活性化に向けて一ツ木通りの路面店で飲食店を出店したいとの思いから、和食店をオープンした。
メニューは、静岡県吉田町産の養殖ウナギ200グラムを使った「うな丼」(1,800円)、宮城県登米市の「伊達の赤豚」を使った「伊達の純粋赤豚丼」(1,100円)など。国産ウナギと、創業97年の「築地大定」(中央区)の卵焼き、静岡県牧之原市の自然薯(じねんじょ)を使ったとろろ、宮城県産の「伊達の赤豚」を使った、総重量1.3キロの「メガ丼」(4,800円)、福島県の「降矢農園」(郡山市)のイチゴを使った「イチゴかき氷」(600円)も用意する。
鈴木さんは「最初はネットショップも考えたが、コロナ禍で赤坂がもっと活気づいてほしいと思い、思い切って店舗化した」と話す。「今後も店舗展開や新メニューを考えている。地元の人はもちろん、赤坂で働いているサラリーマンなどゆかりのある人に来店いただき赤坂をもっと盛り上げていきたい」とも。
現在の営業時間は、11時~14時、17時~20時。土曜・日曜定休。