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草月会館でいけばな展「創造の間2021 TOKYO」 オンライン鑑賞も

草月会館正面エントランスの様子

草月会館正面エントランスの様子

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 赤坂見附の草月会館(港区赤坂7、TEL 03-3408-1158)で現在、「家元継承20周年記念草月いけばな展『創造の間2021 TOKYO』」が開かれている。

草月流家元の勅使河原茜さん

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 同展は、草月流の家元である勅使河原茜さんの家元継承20年記念を祝う行事の一環として企画したもの。「創造の空間 2021」をテーマに関東と関西の2カ所で開催。ウィズコロナ時代の新たな展覧会として、感染リスクを抑えた連続出品形式で断続的に開催する。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から一部の開催は、開催日を変更して行う。

 会場となる同館1階の「草月プラザ」と2階の「談話室」では、6期に渡りさまざまな作品を展示する。来場での鑑賞が難しい人はオンラインによる写真での鑑賞もできる。7月7日には、同館5階の「日本間」で「家元作品の特別展示」も行う。

 草月流家元の勅使河原茜さんは「『いけばなに形を与えてはいけない、いけばなはその時代時代にその形を新たに持つものである』という先代家元・勅使河原宏のこの言葉は、いや応なく変貌する社会に生きる私たちの心に深く響いてくる。今、私たちが求めるべき花はどのようなものなのか。『創造の空間2021』では、この問いに出品者それぞれが、その思いの中から生まれるみずみずしい花をもって答えようとしている。今を生きる唯一無二の花が、空間を息づかせ、会場を訪れる皆さまの心にも新鮮な風を吹かせていく。本展がそんな場となることを切に希望している」と話す。

 開催時間は10時~17時。入場無料。7月30日まで。「家元作品の特別展示」は7月16日まで。

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