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ニューオータニにサステナブル食材を使った新作メニュー 冷麺やつけ麺など

中国料理「大観苑」の「ピリ辛豆乳冷麺」

中国料理「大観苑」の「ピリ辛豆乳冷麺」

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 ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町4、TEL 03-3265-1111)内のレストランが現在、サステナブルな食材を使った新作メニューを展開している。

日本料理「KATO'S DINING & BAR」の「ZENB尾崎牛しゃぶしゃぶのぶっかけ麺」

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 新作メニューには、「植物をまるごとぜんぶおいしく食べること」をコンセプトに開発したゼンブジャパンの新食材「ZENB」を使う。ZENB(ゼンブ)ヌードル」は、黄エンドウ豆100パーセントの麺。「ZENBペースト」には、皮や芯、種を捨てずにすりつぶした野菜をまるごと使っている。

 新作メニューは3種類を用意。中国料理「大観苑」では「ピリ辛豆乳冷麺」(4,200円)を提供する。もっちりとした食感にゆでた「ZENBヌードル」に野菜だしと豆乳で仕上げた自家製スープを合わせたメニューで、麺の上にはトウバンジャンとラー油をベースにエビと平貝を炒めた特製のあんを乗せる。あんは、冷たい麺と合わせるために熱々の状態を避け、一度冷やしたものを乗せているという。

 日本料理「KATO'S DINING & BAR」では、「ZENBカレーつけ麺 海老天付」(3,500円)を用意。同ホテル伝統のカレーをベースに豚骨だしやカニだし、和のだしなどをブレンドした温かいつけダレに「ZENBヌードル」を絡めて食べてもらう。えびの天ぷらとパクチーを添える。

 「KATO'S DINING & BAR」では、「ZENB尾崎牛しゃぶしゃぶのぶっかけ麺」(5,000円)も用意。自家製ごまダレと「ZENBヌードル」をぶっかけスタイルで提供するメニューで、自家製のポン酢でしゃぶしゃぶにした宮崎県の「尾崎牛」とミョウガや大葉などを乗せて提供する。ランチタイムには、両メニューに「ZENBえだまめペースト」を使った「えだまめ豆腐」とデザートを付ける。

 同ホテル広報担当の湯本健太郎さんは「食材の皮や種、ヘタまで『ぜんぶ』使う『ZENBシリーズ』を採用し、食品の残りかすや厨房(ちゅうぼう)排水も『ぜんぶ』循環させている。長年にわたり『食のサステナビリティ』を追求してきた当ホテルと『ZENBシリーズ』のコラボで、おいしく、健康的で、何より環境負荷の少ない新たなSDGsメニューが生まれた。サステナブルといえば我慢のイメージが強いかと思うが、今回のコラボで大切にしたのは何よりもまず『おいしい』ということ。難しいことはさておき、身体にも環境にも優しい次世代のグルメをお試しいただきたい」と話す。

 提供時間と提供期間は各店舗により異なる。サービス料別途。

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