ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)内の中国料理店「花梨」が6月3日、冷し中華の提供を始めた。
例年夏季限定メニューとして冷やし中華を提供している同店。今年も3種類のメニューを提供する。「鶏絲涼拌麺(かいしーりゃんばんめん)」(2,800円)は、香鶏(かおりどり)、錦糸玉子、クラゲ、キュウリ、ビーツなどの具材に、練りごま、青唐辛子、抹茶で仕上げた特製だれをかける。薬味は下味を付けたフォアグラと春巻きの皮、湯葉とシイタケ、甘酢に漬け込んだ蓮イモとミョウガの3種を前菜としても食べられるよう別皿で用意する。
「花梨涼拌麺(かりんりゃんばんめん)」(2,500円)は、麺にタラバガニ、才巻エビ、鶏肉、錦糸玉子、クラゲ、つるむらさきなど13種類の具材をのせる。たれは「特製胡麻(ごま)ダレ」と「醤油(しょうゆ)ダレ」から選べる。
「担々涼伴麺(たんたんりゃんばんめん)」(2,700円)は、具材にザーサイ、干しエビとみそで炒めた豚ひき肉、素揚げしたナスとパプリカ、下味を付けたつるむらさき、カボチャ種、クコの実、芽ネギなどをのせる。タレは豆乳、ゴマ、四川トウバンジャンなどで仕上げた「豆乳胡麻ダレ」をかけて提供する。
500円の追加料金で水出しアイス中国茶のティーペアリングを用意するほか、平日のランチには900円で、3種の蒸し点心と季節のデザートを付けることもできる(価格は全て税別、テークアウト以外はサービス料別途)。
「花梨涼拌麺」と「鶏絲涼拌麺」はテークアウトにも対応する。6月30日まではテークアウトに限り通常料金の30%割り引いた金額で販売する。オンライン予約の場合はクレジットカードでの事前決済が必要となる。
同ホテル広報担当者の森直美さんは「今年も当店の伝統の味わいである冷やし麺で涼をとってほしい。9月末まで提供しているので、3種それぞれの味わいをお楽しみいただきたい。当店では店内の混雑を抑制し、ソーシャルディスタンスを確保するため、188席の席数を130席に減らして営業している。ゆったりとした空間で衛生管理も徹底しているので、安心して来店いただきたい」と話す。
提供時間は、ランチ=12時~13時30分、ディナー=17時~19時30分。月曜・火曜・日曜(ディナータイムのみ)定休。9月30日まで。変更はホームページで随時更新する。