春向けのスイーツを3月1日、ホテルニューオータニの「パティスリーSATSUKI」(千代田区紀尾井町4、TEL 03-3265-1111)が販売を始めた。
季節ごとに思考を凝らしたスイーツを販売する同店。今回は新作の「桜スイーツ」を3種類用意する。「新桜マカロン」(2,000円)は赤色の「桜マカロン」、白色の「酒粕(かす)マカロン」、ピンク色の「ローズマカロン」、緑色の「ピスタチオマカロン」、だいだい色の「ルビーチョコレートマカロン」、黄色の「ブロンドチョコレートマカロン」、紫色の「ラムレーズンマカロン」の7種類を1箱に収める。
同ホテル広報担当の清水七海さんは「同商品はサクラリキュール入りのこしあんを挟んだ『桜マカロン』や、新潟県の銘酒『鶴齢(かくれい)』の酒かすと乳酸菌入りのみそを入れた『酒粕マカロン』、話題のルビーチョコレートを使ったものなど、ほかでは味わえない個性豊かな味わいを用意した」と話す。
「桜ロール」(800円)はサクラの香りが感じられるロールケーキ。「船橋屋」の「くず餅乳酸菌」を使ったサクラくずや、サクラ寒天、青ヶ島産の「ひんぎゃの塩」を加えた黒蜜あんこ、ライチの果肉を九州大牟田産のクリームと共に、無農薬玄米を食べて育った白色の黄身が特徴的な玄米卵を使って焼き上げた生地で包む。アクセントに砂糖漬けしたサクラの花びらを添える。
「桜フラン」(1,200円)は、玄米卵を使ったサクラ風味のフランに同ホテル特製雑穀の「ホワイトシリアル」をタルト生地に使い、6粒のあまおうとピンク色のサクラ風味のマカロンを添えて仕上げた。以上税別。
清水さんは「サクラは海外からも注目される日本の春の風物詩のひとつ。当ホテルも世界中からお客さまを迎えており、海外からお越しのお客さまにも食を通じて日本の文化を体験していただけるよう『桜スイーツ』を用意した。昨今の健康志向に応え、より一層身体への優しさや安心、安全な国産の食材にもこだわった。この季節にしか味わえないサクラの風味豊かな商品をお試しいただきたい」と話す。
営業時間は11時~21時。無くなり次第終了。4月中旬まで。